問題
解熱に関しては、中枢神経系におけるプロスタグランジンの産生抑制作用のほか、腎臓における水分の再吸収を促して循環血流量を( a )、発汗を促進する作用も寄与している。
また、末梢におけるプロスタグランジンの産生抑制は、腎血流量を( b )ため、腎機能に障害があると、その症状を悪化させる可能性がある。
プロスタグランジンには胃酸分泌調節作用や胃腸粘膜保護作用もあるが、これらの作用が解熱鎮痛成分によって妨げられると、胃酸分泌が増加するとともに胃壁の血流量が( c )、胃粘膜障害を起こしやすくなる。