登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問4
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
解熱鎮痛薬の配合成分に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- メトカルバモールは、消化器系の副作用として悪心(吐きけ)・嘔(おう)吐、食欲不振、胃部不快感が現れることがある。
- ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素は、いずれも依存性がある成分であることに留意する必要がある。
- コンドロイチン硫酸ナトリウムは、関節痛や肩こり痛等の改善を促す作用を期待して他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されている場合がある。
- イソプロピルアンチピリンは、解熱及び鎮痛の作用は比較的強いが、抗炎症作用は弱いため、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合される。
- アセトアミノフェンは、末梢作用によって解熱・鎮痛効果をもたらす。
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この過去問の解説 (3件)
01
解熱鎮痛薬に配合成分についての問題です。
解熱鎮痛成分は、化学的に合成された成分と生薬成分とに大別されます。
正解です。
・メトカルバモールには、消化器系の副作用として悪心(吐きけ)・嘔吐、食欲不振、胃部不快感が現れることがあります。
・ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素等の鎮静成分には、いずれも依存性があることに留意する必要があります。
・コンドロイチン硫酸ナトリウムは、関節痛や肩こり痛等の改善を促す作用を期待して、他の解熱鎮痛成分と 組み合わせて配合されている場合があります。
・イソプロピルアンチピリンは、解熱及び鎮痛の作用は比較的強いですが、抗炎症作用は弱いため、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されます。
・アセトアミノフェンは主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できません。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
解熱鎮痛薬の配合に関する問題です。
1【〇】 メトカルバモールは骨格筋の緊張をもたらす脊髄反射を抑制し、筋肉のこりを和らげる作用があります。
2【〇】 ブロモバレリル尿素は解熱鎮痛成分の鎮静作用を補助します。
3【〇】 コンドロイチン硫酸ナトリウムは、解熱鎮痛薬のほか滋養強壮保健薬にも配合されています。
4【〇】 イソプロピルアンチピリンはピリン系唯一の解熱鎮痛成分となっています。
5【×】 アセトアミノフェンは主に中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらします。
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03
これは解熱鎮痛薬の配合成分についての問題です。
選択肢のとおりです。
メトカルバモールは、骨格筋の緊張をもたらす脊髄反射を抑制する作用があります。
選択肢のとおりです。
ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素は、解熱鎮痛成分の鎮痛作用を補助します。
選択肢のとおりです。
コンドロイチン硫酸ナトリウムは、目の乾きを改善する成分でもあります。
選択肢のとおりです。
イソプロピルアンチピリンは、ピリン系と呼ばれる解熱鎮痛成分です。
アセトアミノフェンは、中枢作用によって解熱・鎮痛効果をもたらします。末梢における抗炎症作用は期待できません。
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