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登録販売者の過去問 令和4年度 主な医薬品とその作用 問8

問題

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鎮咳(がい)去痰(たん)薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩は、胃腸の運動を低下させる作用も示し、副作用として便秘が現れることがある。
b  デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、麻薬性鎮咳(がい)成分とも呼ばれ、長期連用や大けん量摂取によって倦怠感や虚脱感、多幸感等が現れることがあり、薬物依存につながるおそれがある。
c  トリメトキノール塩酸塩水和物は、交感神経系を刺激することで気管支を拡張させ、咳(せき)や喘(ぜん)息の症状を鎮めることを目的として用いられる。
d  麦門冬湯(ばくもんどうとう)は、体力中等度以下で、痰(たん)が切れにくく、ときに強く咳こみ、又は咽頭の乾燥感があるもののから咳、気管支炎、気管支喘息、咽頭炎、しわがれ声に適すとされる。
   1 .
a:正  b:正  c:誤  d:誤
   2 .
a:正  b:誤  c:正  d:正
   3 .
a:誤  b:正  c:正  d:正
   4 .
a:誤  b:正  c:誤  d:誤
   5 .
a:誤  b:誤  c:誤  d:正
( 登録販売者試験 令和4年度 主な医薬品とその作用 問8 )
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この過去問の解説 (3件)

8

鎮咳去痰薬とは、咳を鎮める、痰の切れをよくする、喘息の症状を和らげることを目的とした医薬品です。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:正

a【〇】 コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩は、副作用として便秘が現れることがあります。

b【×】 麻薬性鎮咳成分と呼ばれ、依存性があり、モルヒネと同じ基本構造を持っているのは、コデインリン酸塩水和物ジヒドロコデインリン酸塩です。

c【〇】 トリメトキノール塩酸水和物は、交感神経系を刺激することで気管支を拡張させ、咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられています。

d【〇】 麦門冬湯(ばくもんどうとう)は、咳、気管支喘息、咽頭炎、しわがれ声などの症状に適し、水溶痰の多い人には不向きです。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

鎮咳去痰薬には、咳を鎮める成分、気管支を拡げる成分、痰の切れを良くする成分、気道の炎症を和らげる成分等を組み合わせて配合されています。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:正

正解です。

・コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩は、副作用として便秘が現れることがあります。

コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩については、麻薬性鎮咳成分とも呼ばれており、薬物依存につながるおそれがあります。

トリメトキノール塩酸塩水和物等のアドレナリン作動成分は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられます。

・麦門冬湯は、体力中等度以下で、痰が切れにくく、ときに強く咳こみ、又は咽頭の乾燥感があるもののから咳、 気管支炎、気管支喘息、咽頭炎、しわがれ声に適すとされています。

まとめ

本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。

登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html

3

これは鎮咳去痰薬及びその配合成分についての問題です。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:正

a:選択肢のとおりです。

コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩は麻薬性鎮咳成分です。

b:これはコデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩の説明です。

デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、非麻薬性鎮咳成分です。

c:選択肢のとおりです。

トリメトキノール塩酸塩水和物は、気管支拡張成分(アドレナリン作動成分)です。

d:選択肢のとおりです。

麦門冬湯は、水様痰の多い人には不向きとされます。また、まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じます。

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