問題
a コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩は、胃腸の運動を低下させる作用も示し、副作用として便秘が現れることがある。
b デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、麻薬性鎮咳(がい)成分とも呼ばれ、長期連用や大けん量摂取によって倦怠感や虚脱感、多幸感等が現れることがあり、薬物依存につながるおそれがある。
c トリメトキノール塩酸塩水和物は、交感神経系を刺激することで気管支を拡張させ、咳(せき)や喘(ぜん)息の症状を鎮めることを目的として用いられる。
d 麦門冬湯(ばくもんどうとう)は、体力中等度以下で、痰(たん)が切れにくく、ときに強く咳こみ、又は咽頭の乾燥感があるもののから咳、気管支炎、気管支喘息、咽頭炎、しわがれ声に適すとされる。