登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問17
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
コレステロール及びリポタンパク質に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a コレステロールは、胆汁酸や副腎皮質ホルモン等の生理活性物質の産生に重要な物質でありコレステロールの産生及び代謝は、主として腎臓で行われる。
b コレステロールは水に溶けにくい物質であるため、血液中では血漿(しょう)タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。
c 血液中の高密度リポタンパク質(HDL)が多く、低密度リポタンパク質(LDL)が少ないと、心臓病や肥満、動脈硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなる。
d 血漿(しょう)中のリポタンパク質のバランスの乱れは、生活習慣病を生じる以前の段階では自覚症状を伴うものでないため、偶然又は生活習慣病を生じて指摘されることが多い。
a コレステロールは、胆汁酸や副腎皮質ホルモン等の生理活性物質の産生に重要な物質でありコレステロールの産生及び代謝は、主として腎臓で行われる。
b コレステロールは水に溶けにくい物質であるため、血液中では血漿(しょう)タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。
c 血液中の高密度リポタンパク質(HDL)が多く、低密度リポタンパク質(LDL)が少ないと、心臓病や肥満、動脈硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなる。
d 血漿(しょう)中のリポタンパク質のバランスの乱れは、生活習慣病を生じる以前の段階では自覚症状を伴うものでないため、偶然又は生活習慣病を生じて指摘されることが多い。
- (a,b)
- (a,c)
- (b,c)
- (b,d)
- (c,d)
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この過去問の解説 (3件)
01
コレステロール及びリポタンパク質についての問題です。
正解です。
・コレステロールは胆汁酸や副腎皮質ホルモン等の生理活性物質の産生に重要な物質でもあり、産生及び代謝は、主として肝臓で行われます。
・コレステロールは水に溶けにくい物質であるため、血液中では血漿タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在します。
・血液中の低密度リポタンパク質(LDL)が多く、高密度リポタンパク質(HDL)が少ないと、臓病や肥満、動脈硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなります。
・血漿中のリポタンパク質のバランスの乱れは、生活習慣病を生じる以前の段階では自覚症状を伴うものでないため、偶然又は生活習慣病を生じて指摘されることが多いです。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
これはコレステロール及びリポタンパク質についての問題です。
a:コレステロールの産生及び代謝は、主として肝臓で行われます。
b:選択肢のとおりです。
脂質成分の多くは、血液中でリポタンパク質として存在しています。
c:血液中の高密度リポタンパク質(HDL)が少なく、低密度リポタンパク質(LDL)が多いと、心臓病や肥満、動脈硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなります。
d:高コレステロールの治療には、生活習慣の改善が重要であり、薬の使用による対処は、食事療法、運動療法の補助的な位置づけと考えるべきです。
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03
コレステロール及びリポタンパク質に関する問題です。
a【×】 コレステロールの産生及び代謝は、主として肝臓で行われます。
b【〇】 コレステロールはリポタンパク質の内部に入り込んだ状態で血液中に存在しています。
c【×】 血液中の高密度リポタンパク質(HDL)が少なく、低密度リポタンパク質(LDL)が多いと、心臓病や肥満、動脈硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなります。
d【〇】 リポタンパク質のバランスの乱れは、生活習慣病を生じる以前の段階では自覚症状を伴わないため、偶然又は生活習慣病を生じて指摘されるケースが多いです。
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