問題
a 錠剤(内服)は、胃や腸で崩壊し、有効成分が溶出することが薬効を発現する前提となるため、例外的な場合を除いて、口中で噛(か)み砕いて服用してはならない。
b トローチ剤は、有効成分が口腔(くう)内や咽頭部に行き渡るよう、口中に含み、噛まずにゆっくり溶かすようにして使用される。
c 外用局所に適用する剤形のうち、一般的に適用部位を水から遮断したい場合には、クリーム剤ではなく軟膏(こう)剤を用いることが多い。
d カプセル剤は、カプセル内に薬剤を充填した剤形であり、水なしで服用すると、カプセルの原材料として広く用いられているゼラチンが喉や食道に貼り付くことがある。