登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問19
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問題
登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
貧血用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 貧血の症状がみられる以前から予防的に貧血用薬(鉄製剤)を使用することは適当でない。
b 硫酸銅は、補充した鉄分を利用してヘモグロビンが産生されるのを助ける目的で配合されている場合がある。
c 硫酸マンガンは、骨髄での造血機能を高める目的で配合されている。
d ビタミンCは、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられる。
a 貧血の症状がみられる以前から予防的に貧血用薬(鉄製剤)を使用することは適当でない。
b 硫酸銅は、補充した鉄分を利用してヘモグロビンが産生されるのを助ける目的で配合されている場合がある。
c 硫酸マンガンは、骨髄での造血機能を高める目的で配合されている。
d ビタミンCは、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられる。
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:正 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
貧血用薬及びその配合成分についての問題です。
正解です。
・貧血の症状がみられる以前から予防的に貧血用薬(鉄製剤)を使用することは適当ではありません。
・硫酸銅は、補充した鉄分を利用してヘモグロビンが産生されるのを助ける目的で、配合されている場合があります。
・マンガンは、糖質・脂質・タンパク質の代謝をする際に働く酵素の構成物質であり、エネルギー合成を促進する目的で、硫酸マンガンが配合されている場合があります。
・ビタミンC(アスコルビン酸等)は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられます。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
貧血用薬及びその配合成分に関するa~dの記述について、それぞれ内容を確認していきます。
a:正しいです。
b:正しいです。
c:誤りです。
硫酸マンガンは、エネルギー合成を促進する目的で配合される場合があります。
骨髄での造血機能を高める目的で配合されるのは硫酸コバルトです。
d:正しいです。
以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
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03
貧血用薬及びその配合成分に関する問題です。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.正しいです。文のとおりです。
鉄分の過剰摂取は胃腸障害や便秘等の原因になります。
また、貧血の種類も鉄欠乏性貧血だけに限りません。
よって、
予防的に貧血用薬(鉄製剤)を使用することは適当ではありません。
b.正しいです。文のとおりです。
c.誤りです。
造血機能を期待されて配合されるのは「硫酸コバルト」です。
「硫酸マンガン」は、エネルギー合成の促進を期待して用いられます。
d.正しいです。文のとおりです。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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