登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問29 (人体の働きと医薬品 問9)

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問題

登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問29(人体の働きと医薬品 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

骨格系及び筋組織に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  胸骨は、造血機能を担う骨のうちの一つである。
b  骨組織を構成する無機質は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなる。
c  筋組織は、筋細胞(筋線維)とそれらをつなぐ結合組織からできているのに対して、腱(けん)は結合組織のみでできているため、伸縮性が高い。
d  筋組織は、その機能や形態によって、骨格筋、平滑筋、心筋に分類され、このうち運動器官とされるのは骨格筋のみである。
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:正  b:誤  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:正  d:正
  • a:正  b:正  c:正  d:誤
  • a:誤  b:正  c:誤  d:誤

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この過去問の解説 (2件)

01

a(正)
胸骨は扁平骨に分類され、内部に骨髄が存在し、血液を作る造血機能を持ちます

 

b(正)
骨組織を構成する無機質は、主にリン酸カルシウムや炭酸カルシウムなどの石灰質であり、骨の硬さを保つ働きをしています

 

c(誤)
腱は結合組織からできていますが、伸縮性はほとんどなく、むしろ丈夫で強靭な組織です

そのため、「伸縮性が高い」という記述は誤りです。

 

d(正)
筋組織には骨格筋、平滑筋、心筋の3種類があり、このうち骨格筋は運動をつかさどる筋肉です

平滑筋や心筋は、自律神経の働きによって動くため、運動器官とはされません。

選択肢1. a:正  b:正  c:誤  d:正

正しい選択肢です。

「a:正 b:正 c:誤 d:正」が正解です。

選択肢2. a:正  b:誤  c:誤  d:誤

誤った選択肢です。

「a:正 b:正 c:誤 d:正」が正解です。

選択肢3. a:誤  b:誤  c:正  d:正

誤った選択肢です。

「a:正 b:正 c:誤 d:正」が正解です。

選択肢4. a:正  b:正  c:正  d:誤

誤った選択肢です。

「a:正 b:正 c:誤 d:正」が正解です。

選択肢5. a:誤  b:正  c:誤  d:誤

誤った選択肢です。

「a:正 b:正 c:誤 d:正」が正解です。

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02

骨格系及び筋組織に関する問題です。

 

まず、a~dについてみていきましょう。

a.正しいです。文のとおりです。

     胸骨以外に、肋骨、椎骨、骨盤の腸骨などにも造血機能があります。

b.正しいです。文のとおりです。

c.誤りです。

     筋組織は筋細胞とこれを包みまとめる結合組織から成り立っています。

     筋細胞は収縮能を持っており、伸縮性が高いです。

     腱は、筋肉と骨を結合している強靭な線維性の結合組織です。

     腱組織は筋収縮によって伸張されます。

d.正しいです。文のとおりです。

 

以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。

選択肢1. a:正  b:正  c:誤  d:正

正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。

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