登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問81 (主な医薬品とその作用 問21)
問題文
次は、ある一般用医薬品の貧血用薬に含まれている成分の一覧である。この貧血用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
1日量(1錠)中
溶性ピロリン酸第二鉄 79.5mg
ビタミンC 50mg
ビタミンE酢酸エステル 10mg
ビタミンB12 50μg
葉酸 1mg
a 鉄分の吸収は、空腹時のほうが高いため、食前に服用することが望ましい。
b 本剤に配合されている葉酸は、正常な赤血球の形成に働くことを期待して配合されている。
c 本剤に配合されているビタミンB12は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられている。
d 鉄欠乏性貧血を予防するため、貧血の症状がみられる以前から継続的に本剤を使用することが適当である。
1日量(1錠)中
溶性ピロリン酸第二鉄 79.5mg
ビタミンC 50mg
ビタミンE酢酸エステル 10mg
ビタミンB12 50μg
葉酸 1mg
a 鉄分の吸収は、空腹時のほうが高いため、食前に服用することが望ましい。
b 本剤に配合されている葉酸は、正常な赤血球の形成に働くことを期待して配合されている。
c 本剤に配合されているビタミンB12は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられている。
d 鉄欠乏性貧血を予防するため、貧血の症状がみられる以前から継続的に本剤を使用することが適当である。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問81(主な医薬品とその作用 問21) (訂正依頼・報告はこちら)
次は、ある一般用医薬品の貧血用薬に含まれている成分の一覧である。この貧血用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
1日量(1錠)中
溶性ピロリン酸第二鉄 79.5mg
ビタミンC 50mg
ビタミンE酢酸エステル 10mg
ビタミンB12 50μg
葉酸 1mg
a 鉄分の吸収は、空腹時のほうが高いため、食前に服用することが望ましい。
b 本剤に配合されている葉酸は、正常な赤血球の形成に働くことを期待して配合されている。
c 本剤に配合されているビタミンB12は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられている。
d 鉄欠乏性貧血を予防するため、貧血の症状がみられる以前から継続的に本剤を使用することが適当である。
1日量(1錠)中
溶性ピロリン酸第二鉄 79.5mg
ビタミンC 50mg
ビタミンE酢酸エステル 10mg
ビタミンB12 50μg
葉酸 1mg
a 鉄分の吸収は、空腹時のほうが高いため、食前に服用することが望ましい。
b 本剤に配合されている葉酸は、正常な赤血球の形成に働くことを期待して配合されている。
c 本剤に配合されているビタミンB12は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられている。
d 鉄欠乏性貧血を予防するため、貧血の症状がみられる以前から継続的に本剤を使用することが適当である。
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:正 d:正
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
a(誤)
鉄分の吸収は空腹時のほうが高いですが、鉄剤を空腹時に服用すると胃を刺激し、吐き気や胃の不快感を引き起こすことがあるため、通常は食後に服用することが推奨されます。
b(正)
葉酸は、赤血球の形成に重要な役割を果たすビタミンであり、貧血の予防や改善のために配合されています。
c(誤)
ビタミンB12は赤血球の生成を助ける働きがありますが、鉄の吸収を直接助ける成分ではありません。
鉄の吸収を高めるのはビタミンCの役割です。
d(誤)
鉄欠乏性貧血の治療には鉄剤が有効ですが、貧血の症状がない状態で継続的に鉄剤を服用すると、体内に鉄が過剰に蓄積される可能性があり、適切ではありません。
通常、鉄分の摂取は食事からバランスよく行うことが推奨されます。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:誤 d:誤が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:誤 d:誤が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:誤 d:誤が正解です。
正しい選択肢です。
a:誤 b:正 c:誤 d:誤が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:誤 d:誤が正解です。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
02
貧血用薬の成分と使用方法、目的などに関する組み合わせ問題です。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.誤りです。
鉄分の吸収は確かに空腹の方が高いですが、
鉄剤の副作用として、嘔吐、食欲不振、
下痢などの消化器症状があります。
この消化器症状を抑えるために、
食後に服用するのが望ましいとされています。
b.正しいです。文のとおりです。
ビタミンB12にも同じような効果が期待されています。
c.誤りです。
ビタミンB12は、
正常な赤血球の形成に働くことを期待して配合されます。
消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として
配合されるのはビタミンCです。
d.誤りです。
鉄剤にはaのところで述べたように
消化器症状に対する副作用があります。
また、貧血にはさまざまな種類があり、
鉄剤が有効なのは鉄欠乏性貧血だけです。
安易に飲むべきではありません。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
03
この問題は「貧血用薬」についての問題です。
a:誤り
鉄分の吸収は空腹時のほうが高いとされていますが、消化器系への副作用を軽減するため食後に服用するのが望ましいです。
b:正しい
本剤に配合されている葉酸は、正常な赤血球の形成に働くことを期待して配合されています。
c:誤り
本剤に配合されているビタミンB12は、正常な赤血球の形成に働くことを期待して配合されています。
選択肢の説明はビタミンCについての内容です。
d:誤り
貧血の症状がみられる以前から予防的に貧血用薬(鉄製剤)を使用することは副作用のリスクが高くなるため適当ではありません。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
正しい選択肢です。
誤りです。
この解説は厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」を参考にして作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問80)へ
令和6年度(東京都) 問題一覧
次の問題(問82)へ