登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問85 (主な医薬品とその作用 問25)
問題文
内服アレルギー用薬に配合される次の成分のうち、抗ヒスタミン成分の組合せはどれか。
a ヨウ化イソプロパミド
b ロラタジン
c グリチルリチン酸
d ケトチフェンフマル酸塩
a ヨウ化イソプロパミド
b ロラタジン
c グリチルリチン酸
d ケトチフェンフマル酸塩
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問85(主な医薬品とその作用 問25) (訂正依頼・報告はこちら)
内服アレルギー用薬に配合される次の成分のうち、抗ヒスタミン成分の組合せはどれか。
a ヨウ化イソプロパミド
b ロラタジン
c グリチルリチン酸
d ケトチフェンフマル酸塩
a ヨウ化イソプロパミド
b ロラタジン
c グリチルリチン酸
d ケトチフェンフマル酸塩
- (a、b)
- (a、c)
- (a、d)
- (b、c)
- (b、d)
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この過去問の解説 (3件)
01
内服アレルギー用薬に配合される
抗ヒスタミン成分の組み合わせに関する問題です。
ヒスタミンには細胞間の刺激を伝達する働きがあります。
そのため、ヒスタミンが周囲の器官や組織の表面に分布する
特定のタンパク質(受容体)と反応することで、
湿疹やかぶれなどのアレルギー症状が起こります。
抗ヒスタミンはヒスタミンの働きを抑えるものです。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.誤りです。抗コリン成分です。
抗コリン成分は副交感神経系の働きを抑えることで、
それに伴う諸症状、
例えば、鼻汁分泌やくしゃみなどを抑えることを目的に
使われる薬です。
b.正しいです。
c.誤りです。グリチルリチン酸は抗炎症成分です。
d.正しいです。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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02
a(誤) ヨウ化イソプロパミド
抗コリン成分に分類され、主に胃酸の分泌を抑えたり、過敏性腸症候群の治療に使われます。
抗ヒスタミン成分ではありません。
b(正) ロラタジン
第二世代抗ヒスタミン薬に分類され、アレルギー性鼻炎やじんましんなどの症状を抑える目的で使われます。
c(誤) グリチルリチン酸
甘草(カンゾウ)由来の成分で、抗炎症作用を持ちます。
主に皮膚炎やかゆみの緩和に使われますが、抗ヒスタミン作用はありません。
d(正) ケトチフェンフマル酸塩
第一世代抗ヒスタミン薬に分類され、アレルギー性鼻炎や気管支喘息の予防に使われます。
誤りです。
正しいものはb、dです。
誤りです。
正しいものはb、dです。
誤りです。
正しいものはb、dです。
誤りです。
正しいものはb、dです。
正解です。
正しいものはb、dです。
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03
この問題は「内服アレルギー用薬/代表的な配合成分」の問題です。
抗ヒスタミンの組み合わせは
・ロラタジン
・ケトチフェンフマル酸塩
です。
ヨウ化イソプロパミドは抗コリン成分
グリチルリチン酸は抗炎症成分
です。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
正しい選択肢です。
この解説は厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」を参考にして作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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