登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問96 (主な医薬品とその作用 問36)
問題文
生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ブクリョウは、セリ科の Saposhnikovia divaricata Schischkin の根及び根茎を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛、鎮痙(けい)等の作用を期待して用いられる。
b サイシンは、ミズキ科のサンシュユの偽果の果肉を基原とする生薬で、強壮作用を期待して用いられることがある。
c サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬で、抗炎症、鎮痛等の作用を期待して用いられる。
d モクツウは、キンポウゲ科の Cimicifuga dahurica Maximowicz、Cimicifuga heracleifolia Komarov、 Cimicifuga foetida Linné 又はサラシナショウマの根茎を基原とする生薬で、発汗、解熱、解毒、消炎等の作用を期待して用いられる。
a ブクリョウは、セリ科の Saposhnikovia divaricata Schischkin の根及び根茎を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛、鎮痙(けい)等の作用を期待して用いられる。
b サイシンは、ミズキ科のサンシュユの偽果の果肉を基原とする生薬で、強壮作用を期待して用いられることがある。
c サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬で、抗炎症、鎮痛等の作用を期待して用いられる。
d モクツウは、キンポウゲ科の Cimicifuga dahurica Maximowicz、Cimicifuga heracleifolia Komarov、 Cimicifuga foetida Linné 又はサラシナショウマの根茎を基原とする生薬で、発汗、解熱、解毒、消炎等の作用を期待して用いられる。
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問96(主な医薬品とその作用 問36) (訂正依頼・報告はこちら)
生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ブクリョウは、セリ科の Saposhnikovia divaricata Schischkin の根及び根茎を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛、鎮痙(けい)等の作用を期待して用いられる。
b サイシンは、ミズキ科のサンシュユの偽果の果肉を基原とする生薬で、強壮作用を期待して用いられることがある。
c サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬で、抗炎症、鎮痛等の作用を期待して用いられる。
d モクツウは、キンポウゲ科の Cimicifuga dahurica Maximowicz、Cimicifuga heracleifolia Komarov、 Cimicifuga foetida Linné 又はサラシナショウマの根茎を基原とする生薬で、発汗、解熱、解毒、消炎等の作用を期待して用いられる。
a ブクリョウは、セリ科の Saposhnikovia divaricata Schischkin の根及び根茎を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛、鎮痙(けい)等の作用を期待して用いられる。
b サイシンは、ミズキ科のサンシュユの偽果の果肉を基原とする生薬で、強壮作用を期待して用いられることがある。
c サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬で、抗炎症、鎮痛等の作用を期待して用いられる。
d モクツウは、キンポウゲ科の Cimicifuga dahurica Maximowicz、Cimicifuga heracleifolia Komarov、 Cimicifuga foetida Linné 又はサラシナショウマの根茎を基原とする生薬で、発汗、解熱、解毒、消炎等の作用を期待して用いられる。
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:正 d:正
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:正 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
a(誤)
ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核を基原とする生薬であり、利尿や健胃、精神安定などの作用が期待されます。
記述にあるような「セリ科の植物を基原とする」「発汗や解熱の作用を持つ」といった点は誤りです。
b(誤)
サイシンは、ウマノスズクサ科のケイリンサイシンやサイシンの根及び根茎を基原とする生薬で、鎮痛や去痰の作用を持ちます。
ミズキ科ではなく、サンシュユの果肉とも関係がないため、記述は誤りです。
c(正)
サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬であり、抗炎症作用や解熱、鎮痛作用が期待されます。
d(誤)
モクツウは、アケビ科のアケビやウツギのつる性の茎を基原とする生薬で、利尿作用があり、水分代謝を改善する目的で用いられます。
記述にあるようなキンポウゲ科の植物を基原とするものではなく、発汗や解熱の作用も期待されないため、誤りです。
誤った選択肢です。
a:誤 b:誤 c:正 d:誤が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:誤 c:正 d:誤が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:誤 c:正 d:誤が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:誤 c:正 d:誤が正解です。
正しい選択肢です。
a:誤 b:誤 c:正 d:誤が正解です。
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02
生薬成分に関する組み合わせ問題です。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.誤りです。
ブクリョウは、
サルノコシカケ科のマツホドの菌核を基原とする生薬で、
利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられます。
aの説明文は、ブクリョウではなく「ボウフウ」です。
b.誤りです。
サイシンは、
ウマノスズクサ科のケイリンサイシン又は
ウスバサイシンの根及び根茎を基原とする生薬で、
鎮痛、鎮咳、利尿等の作用や鼻閉への効果を期待して
用いられるものです。
bの説明文は、サイシンではなく「サンシュユ」です。
c.正しいです。文のとおりです。
d.誤りです。
モクツウは、アケビ科のアケビ又はミツバアケビの
蔓(つる)性の茎を基原とする生薬で、
利尿作用を期待して用いられるものです。
dの説明文は、モクツウではなく「ショウマ」です。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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03
この問題は、生薬の成分についての問題です。
a:誤り
ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮痛等の作用を期待して用いられます。
選択肢の内容はボウフウの説明です。
b:誤り
サイシンは、ウマノスズクサ科のケイリンサイシンまたはウスバサイシンの根および根茎を基原とする生薬で、鎮痛、鎮咳、利尿等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられます。
選択肢の内容はサンシュユの説明です。
c:正しい
サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬で、抗炎症、鎮痛等の作用を期待して用いられます。
d:誤り
モクツウは、アケビ科のアケビまたはミツバアケビの蔓性の茎を、通例、横切りしたものを基原とする生薬で、利尿作用を期待して用いられます。
選択肢の内容はショウマの説明です。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
正しい選択肢です。
この解説は厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」を参考にして作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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