登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問107 (医薬品の適正使用と安全対策 問7)
問題文
次の医薬品の販売等に従事する登録販売者と購入者の会話のうち、購入者からの相談に対する登録販売者の対応の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 購入者:「授乳中なのですが、便秘がひどいので、薬を購入したいです。」
登録販売者:「センノシドが配合された便秘薬は、授乳中でも服用できます。」
b 購入者:「ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬の購入を考えていますが、お酒が好きで、毎日晩酌しています。注意することはありますか。」
登録販売者:「鎮静作用の増強が生じるおそれがあるので、服用前後は飲酒しないでください。」
c 購入者:「部活のため、屋外において毎日サッカーをしています。ふくらはぎの筋肉痛に、ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬の使用を検討しています。」
登録販売者:「屋外において使用する場合は、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあるため、ケトプロフェンが配合されていない外用鎮痛消炎薬を使用してください。」
d 購入者:「大型トラックの運転手として働いています。運転中に眠くなるのを避けるため、初めてカフェイン入り眠気防止薬を飲んでみようと思っています。」
登録販売者:「カフェイン入り眠気防止薬は、一時的に居眠りを防止することが目的です。服用する際は、短期間の服用にとどめ、長期連用はせず、また、コーヒーやお茶等のカフェインを含有する飲料と同時に服用しないでください。」
a 購入者:「授乳中なのですが、便秘がひどいので、薬を購入したいです。」
登録販売者:「センノシドが配合された便秘薬は、授乳中でも服用できます。」
b 購入者:「ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬の購入を考えていますが、お酒が好きで、毎日晩酌しています。注意することはありますか。」
登録販売者:「鎮静作用の増強が生じるおそれがあるので、服用前後は飲酒しないでください。」
c 購入者:「部活のため、屋外において毎日サッカーをしています。ふくらはぎの筋肉痛に、ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬の使用を検討しています。」
登録販売者:「屋外において使用する場合は、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあるため、ケトプロフェンが配合されていない外用鎮痛消炎薬を使用してください。」
d 購入者:「大型トラックの運転手として働いています。運転中に眠くなるのを避けるため、初めてカフェイン入り眠気防止薬を飲んでみようと思っています。」
登録販売者:「カフェイン入り眠気防止薬は、一時的に居眠りを防止することが目的です。服用する際は、短期間の服用にとどめ、長期連用はせず、また、コーヒーやお茶等のカフェインを含有する飲料と同時に服用しないでください。」
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問107(医薬品の適正使用と安全対策 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
次の医薬品の販売等に従事する登録販売者と購入者の会話のうち、購入者からの相談に対する登録販売者の対応の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 購入者:「授乳中なのですが、便秘がひどいので、薬を購入したいです。」
登録販売者:「センノシドが配合された便秘薬は、授乳中でも服用できます。」
b 購入者:「ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬の購入を考えていますが、お酒が好きで、毎日晩酌しています。注意することはありますか。」
登録販売者:「鎮静作用の増強が生じるおそれがあるので、服用前後は飲酒しないでください。」
c 購入者:「部活のため、屋外において毎日サッカーをしています。ふくらはぎの筋肉痛に、ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬の使用を検討しています。」
登録販売者:「屋外において使用する場合は、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあるため、ケトプロフェンが配合されていない外用鎮痛消炎薬を使用してください。」
d 購入者:「大型トラックの運転手として働いています。運転中に眠くなるのを避けるため、初めてカフェイン入り眠気防止薬を飲んでみようと思っています。」
登録販売者:「カフェイン入り眠気防止薬は、一時的に居眠りを防止することが目的です。服用する際は、短期間の服用にとどめ、長期連用はせず、また、コーヒーやお茶等のカフェインを含有する飲料と同時に服用しないでください。」
a 購入者:「授乳中なのですが、便秘がひどいので、薬を購入したいです。」
登録販売者:「センノシドが配合された便秘薬は、授乳中でも服用できます。」
b 購入者:「ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬の購入を考えていますが、お酒が好きで、毎日晩酌しています。注意することはありますか。」
登録販売者:「鎮静作用の増強が生じるおそれがあるので、服用前後は飲酒しないでください。」
c 購入者:「部活のため、屋外において毎日サッカーをしています。ふくらはぎの筋肉痛に、ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬の使用を検討しています。」
登録販売者:「屋外において使用する場合は、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあるため、ケトプロフェンが配合されていない外用鎮痛消炎薬を使用してください。」
d 購入者:「大型トラックの運転手として働いています。運転中に眠くなるのを避けるため、初めてカフェイン入り眠気防止薬を飲んでみようと思っています。」
登録販売者:「カフェイン入り眠気防止薬は、一時的に居眠りを防止することが目的です。服用する際は、短期間の服用にとどめ、長期連用はせず、また、コーヒーやお茶等のカフェインを含有する飲料と同時に服用しないでください。」
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:正 d:正
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この過去問の解説 (2件)
01
登録販売者として、購入者の方とどう接していくか、
実務的な問題です。
「してはいけないこと」「相談すること」「その他の注意」への
理解が問われます。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.誤りです。
授乳中のセンノシドは、乳児に下痢を起こすおそれがあるため、
授乳中の人はセンノシドを服用しないか、
また服用する場合は授乳を避ける必要があります。
b.正しいです。
ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬は、
鎮静作用の増強が生じるおそれがあるので、
「服用前後は飲酒しないこと」となっています。
c. 正しいです。
ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬の使用中は、
天候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、
日常の外出時も本剤の塗布部位を衣服、サポーターで覆い、
紫外線に当てないこととなっています。
d. 正しいです。
コーヒーやお茶等のカフェインを含有する飲料と同時に服用すると
カフェインが過量摂取となり、中枢神経系、
循環器系等に作用が強く現れるおそれがあります。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しいです。冒頭を参照ください。
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02
a(誤)
センノシドが配合された便秘薬は、大腸を刺激して排便を促すが、母乳に移行する可能性があり、乳児に下痢を引き起こすおそれがあります。
授乳中の便秘薬としては、酸化マグネシウムなどの腸に直接作用する薬が比較的安全とされます。
登録販売者の「授乳中でも服用できる」という説明が適切ではありません。
b(正)
ジフェンヒドラミン塩酸塩は、中枢神経を抑制する作用を持ち、アルコールと一緒に摂取すると鎮静作用が強くなり、眠気や注意力の低下が増す可能性があります。
c(正)
ケトプロフェンは、光線過敏症(皮膚が日光に過敏に反応し、赤く腫れたり炎症を起こしたりする症状)を引き起こすことがあるため、屋外での使用は推奨されていません。
d(正)
カフェイン入り眠気防止薬は、一時的に眠気を抑えるためのものであり、長期間の使用は推奨されていません。
また、コーヒーやお茶などのカフェインを含む飲み物と併用すると、カフェインの過剰摂取となり、不眠や動悸などの副作用が起こる可能性があります。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:正 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:正 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:正 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:正 d:正が正解です。
正しい選択肢です。
a:誤 b:正 c:正 d:正が正解です。
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