登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問106 (医薬品の適正使用と安全対策 問6)
問題文
次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩(べん)時出血の増加のおそれがあるため、「次の人は服用しないこと」の項目中に「出産予定日12週以内の妊婦」と記載することとされている成分はどれか。
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問106(医薬品の適正使用と安全対策 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩(べん)時出血の増加のおそれがあるため、「次の人は服用しないこと」の項目中に「出産予定日12週以内の妊婦」と記載することとされている成分はどれか。
- アミノ安息香酸エチル
- エチニルエストラジオール
- アスピリンアルミニウム
- ビタミンA
- ジヒドロコデインリン酸塩
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この過去問の解説 (2件)
01
妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、
子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加のおそれがあるため、
「次の人は服用しないこと」の項目中に
「出産予定日12週以内の妊婦」と記載することとされている
成分についての問題です。
対象となる成分は、
アスピリン、アスピリンアルミニウム、イブプロフェンです。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しいです。冒頭を参照ください。
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02
一般用医薬品の添付文書には、妊婦への影響が大きい成分について、「次の人は服用しないこと」の項目に注意喚起が記載されることがあります。
アスピリンアルミニウムは、妊娠後期(出産予定日12週以内)に服用すると、胎児の動脈管が収縮・早期閉鎖するリスクがあり、また子宮収縮を抑制し分娩を遅らせる可能性があるため、注意が必要です。
そのため、添付文書に「出産予定日12週以内の妊婦は服用しないこと」と記載されます。
誤りです。
胃腸薬の成分で、妊婦への明確な禁忌事項はありません。
この成分には妊娠期間の延長や胎児の動脈管収縮に関する影響は知られていません。
誤りです。
女性ホルモンの一種で、経口避妊薬などに使用されます。
妊婦への使用は推奨されませんが、「出産予定日12週以内の妊婦」に特化した注意喚起はありません。
正しいです。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一種で、妊婦への使用は特に注意が必要です。
妊娠後期に服用すると、胎児の動脈管が収縮・早期閉鎖するリスクと、子宮の収縮を抑制し分娩を遅らせる可能性があります。
また、分娩時の出血を増加させるおそれがあります。
そのため、添付文書では「出産予定日12週以内の妊婦は服用しないこと」と記載されています。
誤りです。
妊娠中に過剰摂取すると胎児に影響を及ぼす可能性があるが、「出産予定日12週以内の妊婦」に対する特定の注意喚起はありません。
誤りです。
鎮咳成分の一種で、胎児への影響は報告されているものの、「出産予定日12週以内の妊婦」に関する特定の記載は義務付けられていません。
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