登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問120 (医薬品の適正使用と安全対策 問20)

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問題

登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問120(医薬品の適正使用と安全対策 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の適正使用のための啓発活動等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  登録販売者は、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のため、啓発活動に積極的に参加、協力することが期待される。
b  薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)によるもので、一般用医薬品によっては生じ得ない。
c  医薬品の適正使用の重要性に関する啓発は、内容が正しく理解されないおそれがあるため、小中学生に行うべきではない。
d  毎年10月17日〜23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。
  • a:正  b:誤  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:正  b:誤  c:誤  d:正
  • a:誤  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:正  c:正  d:誤

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この過去問の解説 (2件)

01

医薬品の適正使用のための啓発活動等に関する問題です。

 

まず、a~dについてみていきましょう。

a.正しいです。

  厚生労働省 登録販売者問題作成に関する手引き

  (令和6年4月)p384を参照ください。

b.誤りです。

  一般用医薬品でもかぜ薬に含まれているコデインや

  ブロモバレリル尿素など濫用のおそれのある成分が

  含まれているため起こり得ます。

c.誤りです。早いうちからの教育が必要です。

d.正しいです。文のとおりです。

  厚生労働省 登録販売者問題作成に関する手引き

  (令和6年4月)p384を参照ください。

 

以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。

選択肢3. a:正  b:誤  c:誤  d:正

正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。

まとめ

<参考>

厚生労働省 登録販売者問題作成に関する手引き(令和6年4月)

https://www.mhlw.go.jp/content/001243494.pdf

 

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02

a(正)
登録販売者は、セルフメディケーション(自分で健康管理をすること)を広め、医薬品を正しく使ってもらうための啓発活動に積極的に参加することが求められています。
このため、医薬品の適正使用を推進するための広報活動や講習会などに協力することが期待されています。

 

b(誤)
薬物乱用や依存は違法薬物だけでなく、一般用医薬品(市販薬)によっても生じることがあります。
たとえば、咳止め薬や鼻炎薬に含まれる成分が乱用されるケースがあり、依存性を持つことがあります。
このため、一般用医薬品の適正使用が重要になります。

 

c(誤)
小中学生にも医薬品の正しい使い方を教えることは重要です。
特に、風邪薬や鎮痛薬の誤用、薬物乱用の危険性について学ぶことは、将来の健康管理に役立ちます。
そのため、「小中学生には啓発を行うべきではない」というのは誤りです。

 

d(正)
毎年10月17日から23日は「薬と健康の週間」とされており、国や自治体、関係団体が広報活動やイベントを実施しています。
この期間に、薬の適正使用や健康管理についての啓発活動が行われます。

選択肢1. a:正  b:誤  c:誤  d:誤

誤った選択肢です。

a:正 b:誤 c:誤 d:正が正解です。

選択肢2. a:誤  b:正  c:誤  d:正

誤った選択肢です。

a:正 b:誤 c:誤 d:正が正解です。

選択肢3. a:正  b:誤  c:誤  d:正

正しい選択肢です。

a:正 b:誤 c:誤 d:正が正解です。

選択肢4. a:誤  b:誤  c:正  d:誤

誤った選択肢です。

a:正 b:誤 c:誤 d:正が正解です。

選択肢5. a:正  b:正  c:正  d:誤

誤った選択肢です。

a:正 b:誤 c:誤 d:正が正解です。

参考になった数1