通関士の過去問
第56回（令和4年）
関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法 問13

正解は、その者の「選択」により、その表示を消させ、若しくは訂正させ、又は当該貨物を積み戻させなければならない。です。

原産地を誤認させる表示とは、例えば中国製なのにmade in ITALYと書かれている場合です。消費者はイタリア製でこの値段なら買おうと判断することもあります。こういった場合輸入の許可はされません。

正しい内容です。

税関長は、前項の外国貨物については、その原産地について偽つた表示又は誤認を生じさせる表示がある旨を輸入申告をした者に、直ちに通知し、期間を指定して、その者の選択により、その表示を消させ、若しくは訂正させ、又は当該貨物を積みもどさせなければならない。

（関税法第71条第2項）

正しい内容です。

関税法第71条第2項に、

税関長は、前項の外国貨物については、その原産地について偽つた表示又は誤認を生じさせる表示がある旨を輸入申告をした者に、直ちに通知し、期間を指定して、その者の選択により、その表示を消させ、若しくは訂正させ、又は当該貨物を積みもどさせなければならない。

と、規定されています。