薬剤師の過去問
第99回
必須問題 問62
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
薬剤師国家試験 第99回 必須問題 問62 (訂正依頼・報告はこちら)
バセドウ病に関する記述のうち正しいのはどれか。1つ選べ。
- 体重増加を認める
- 脈拍数が減少する
- 発汗が抑制される
- 血清 TSH 値が増加する
- 手指の振戦を認める
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
バセドウ病は甲状腺ホルモンの過剰な分泌により発症します。基礎代謝が亢進しβ受容体の増加が見られるため、体重減少、発汗、頻脈、手指振戦などの症状が現われます。
また、負のフィードバックによりTSHの分泌は低下します。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
02
バセドウ病は、血中にTSHレセプター抗体ができることが原因とされています。この抗体が甲状腺の機能を調節している甲状腺刺激ホルモン(TSH)を異常に刺激した為に、甲状腺ホルモンが過剰に出てしまい、機能が亢進してしまう病気です。症状は、甲状腺肥大、眼球突出などがみられます。
1.体重は、減少します。
2.脈拍数は、増加します。
3.代謝が亢進する為に、よく汗をかくようになります。
4.血清 TSH 値は減少します。
5.手指の振戦を認めます。この記述が正解です。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
03
甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝を高めるホルモンである為、代謝が亢進し、様々な症状が生じます。
1、誤りです。
代謝が亢進する為、体重は減少します。
2、誤りです。
心機能が亢進し、脈拍数は増えます。
3、誤りです。
新陳代謝が活発化し、発汗量は増えます。
4、誤りです。
甲状腺ホルモンの量が過剰になる為、脳下垂体はTSH分泌を弱め、血清TSH値は低下します。
5、正しいです。
過剰の甲状腺ホルモンが交感神経β受容体を増加させる為、振戦が生じます
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問61)へ
第99回問題一覧
次の問題(問63)へ