薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問200
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問題
薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問200 (訂正依頼・報告はこちら)
3歳男児。急性白血病で化学療法を施行中であるが、感染症治療のため、以下の処方せんが発行された。
この処方せんの疑義照会について、正しいのはどれか。2つ選べ。
この処方せんの疑義照会について、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ノルフロキサシン小児用錠は粉砕投与できない。
- スクラルファート細粒と同時投与するとノルフロキサシン小児用錠の効果が減弱することがある。
- イトラコナゾール内用液はノルフロキサシン小児用錠と併用禁忌なので、テルビナフィン塩酸塩錠へ変更すべきである。
- イトラコナゾール内用液は空腹時の服用が推奨される。
- アセトアミノフェンシロップはノルフロキサシン小児用錠の効果を増強させる。
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この過去問の解説 (2件)
01
1 ノルフロキサシン小児用錠は、粉砕可能です。
2 ノルフロキサシンは、スクラルファートと併用することでキレート形成するため、吸収性が低下します。
3 ノルフロキサシン小児用錠と、イトラコナゾール内溶液の併用は、禁忌ではありません。
4 イトラコナゾール内溶液は、空腹時投与の方が初回通過効果を回避できるため、血中濃度が上昇しやすくなります。
5 アセトアミノフェンにより、ノルフロキサシンの効果が増強することはありません。
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02
1.ノルフロキサシン小児用錠は粉砕投与できます。
2.正しい記述です。
3.イトラコナゾール内用液とノルフロキサシン小児用錠は併用禁忌ではないので、テルビナフィン塩酸塩錠へ変更をする必要はありません。
4.正しい記述です。
5.アセトアミノフェンシロップはノルフロキサシン小児用錠の効果を増強しません。
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