薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問201

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問題

薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問201 (訂正依頼・報告はこちら)

3歳男児。急性白血病で化学療法を施行中であるが、感染症治療のため、以下の処方せんが発行された。
以下の表は、処方された薬物の物性を示したものである。
薬物間相互作用が予想される組合せはどれか。2つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

正解:1.4

1 スクラルファートに関する記述です。
希塩酸、水酸化ナトリウムに溶けることから、両性物質です。
pKaの値が一つであることから、複数の解離基を持たないものであると推測できます。

2 イトラコナゾールに関する記述です。
logPの値が最も大きいことから、疎水性が高い化合物であると考えられます。

3 アセトアミノフェンに関する記述です。
logPの値が最も小さいことから、親水性の化合物であると考えられます。

4 ノルフロキサシンに関する記述です。
pKaの値が2つあることから、解離基を持つ化合物であると考えられます。

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02

薬物間相互作用が予想される組合せは、スクラルファートとノルフロキサシンだと考えられます。

選択肢1:○
スクラルファートだと考えられます。

選択肢2:×
イトラコナゾールだと考えられます。

選択肢3:×
アセトアミノフェンだと考えられます。

選択肢4:○
ノルフロキサシンだと考えられます。

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