問題
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65歳女性。身長162cm、体重56kg。B細胞性非ホジキンリンパ腫と診断され、次の治療を受けることになった。
リツキシマブについて、医薬品添付文書から(a)~(c)の情報が得られた。これらを参考にして、本剤に関する正しい記述を2つ選べ。
(a)本剤は、マウスーヒトキメラ型のモノクローナル抗体である。
(b)本剤を実験動物に静注投与した結果、末梢血液中のB細胞(Bリンパ球)数は著しく減少したが、T細胞(Tリンパ球)数には変化を認めなかった。
(c)ヒト補体の存在下で、本剤をCD20陽性のヒト培養細胞に作用させたところ、その50%が溶解したが、同じ条件でCD20陰性の細胞は溶解しなかった。
リツキシマブについて、医薬品添付文書から(a)~(c)の情報が得られた。これらを参考にして、本剤に関する正しい記述を2つ選べ。
(a)本剤は、マウスーヒトキメラ型のモノクローナル抗体である。
(b)本剤を実験動物に静注投与した結果、末梢血液中のB細胞(Bリンパ球)数は著しく減少したが、T細胞(Tリンパ球)数には変化を認めなかった。
(c)ヒト補体の存在下で、本剤をCD20陽性のヒト培養細胞に作用させたところ、その50%が溶解したが、同じ条件でCD20陰性の細胞は溶解しなかった。
1 .
マウス抗体の定常部とヒト抗体の可変部を遺伝子工学的に融合し作製された抗体である。
2 .
CD20分子に含まれる複数のエピトープ(抗原決定基)を認識し結合する。
3 .
T細胞に比べ、B細胞への結合能が高いと考えられる。
4 .
古典経路による補体活性化を誘導すると考えられる。
( 薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問225 )