薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問231

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問題

薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問231 (訂正依頼・報告はこちら)

80歳男性。特別養護老人ホームに入居中。発熱、食欲不振、全身の倦怠感、体重減少などの症状があり、病院で検査を受けた。
胸部 X 線撮影で肺尖部陰影が認められ、喀痰検査で結核菌が検出されて結核と診断された。

この患者には、イソニアジド、リファンピシン、エタンブトール塩酸塩が処方された。
エタンブトール塩酸塩の最も重大な副作用として、薬剤師が留意しなければならないのはどれか。1つ選べ。
  • 聴覚障害
  • 腎機能障害
  • 視力障害
  • 嗅覚障害
  • 味覚障害

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この過去問の解説 (2件)

01

正解:3

エタンブトールの代表的な副作用として視覚障害があります。
これは視神経障害によるものです。視力低下、中心暗転、視野狭窄、色覚異常などが現われます。

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02

正解は、選択肢3: 視力障害です。
障害は可逆的なので、早期に発見することが大事です。

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