薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問242

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問題

薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問242 (訂正依頼・報告はこちら)

56歳男性。腹痛のため近所の薬局を訪れて薬剤師に相談した。
男性は、長年にわたって印刷工場で校正印刷用の印刷機の操作を行っているが、時々激しい腹痛があることを薬剤師に話した。
男性が働いている工場の内部は換気が不十分で、同じ作業に従事している同僚数人も同様の症状を訴えているとのことであった。
薬剤師は男性の目を見て、眼球結膜が黄色を帯びていることに気づいた。

相談を受けた薬剤師の対応として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  • ビフィズス菌製剤の服用を提案した。
  • ブチルスコポラミン臭化物製剤の服用を提案した。
  • ピレノキシン製剤の点眼を提案した。
  • 眼科医を受診するように勧めた。
  • 内科医を受診するように勧めた。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解:5

職業性胆管がんに関する記述です。
ジクロロメタンや、1,2-ジクロロプロパンを扱う職場で起こる場合があります。
激しい腹痛や結膜が黄色化するなどの症状が現われます。

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02

印刷工場、激しい腹痛、眼球結膜が黄色ということにより、職業性胆がんが考えられます。
よって、「内科医を受診するように勧めます。(選択肢5)」

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