薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(病態・薬物治療/実務、法規・制度・倫理/実務、実務) 問328
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問題
薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(病態・薬物治療/実務、法規・制度・倫理/実務、実務) 問328 (訂正依頼・報告はこちら)
薬局にクレマスチンフマル酸塩シロップ(クレマスチンフマル酸塩の含有率:0.0134 w/v %)が在庫されている。クレマスチンとして1日量2mgを投与したい。
秤量すべきクレマスチンフマル酸塩シロップ・の1日量(mL)に最も近い値はどれか。1つ選べ。
ただし、クレマスチンフマル酸塩とフマル酸の分子量をそれぞれ 460 と 116 とする。
秤量すべきクレマスチンフマル酸塩シロップ・の1日量(mL)に最も近い値はどれか。1つ選べ。
ただし、クレマスチンフマル酸塩とフマル酸の分子量をそれぞれ 460 と 116 とする。
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この過去問の解説 (3件)
01
0.0134 w/v %には100ml中にクレマスチンフマル酸塩が13.4mg(0.0134g)含まれていることを表しています。
クレマスチンフマル酸塩とフマル酸の分子量をそれぞれ460と116であるので
13.4mg×(460 - 116)/460
=13.4mg×344/460
≒10mg
よってクレマスチンフマル酸塩シロップ100ml中に、クレマスチン10mgが含まれています。
2:10=X:100
10X=200
X=20
これより、クレマスチンフマル酸塩シロップ20ml秤量すればクレマスチン2mgを投与することができます。
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02
【解説】
1w/v%とは100ml中に1g入っているということです。
0.0134w/v%よりシロップ100mL中に0.0134g=13.4mgのクレマスチンフマル酸塩が入っています。
これをクレマスチンとして投与したいので、クレマスチンフマル酸塩13.4mgに含まれるクレマスチンの量を求めると、
13.4×(460-116)/460≒10mg
よって、シロップ100mL中にクレマスチンが10mg含有されていることになります。
クレマスチンとして1日量2mg投与したいので、秤量すべきシロップは100mL×(2/10)=20mLとなります。
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03
これをクレマスチンとして投与したいので、クレマスチンフマル酸塩13.4mgにクレマスチンフマル酸塩に含まれているクレマスチンの分子量を掛けると
13.4×(460-116)/460≒10mg
よってシロップ100mL中にクレマスチンが10mg含有されていることになります。
ここで問題はクレマスチンとして1日量2mg投与したいので、秤量すべきシロップは
100mL×(20/100)=20mL
となります。
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