薬剤師の過去問
第100回
薬学理論問題(病態・薬物治療) 問183

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問題

薬剤師国家試験 第100回 薬学理論問題(病態・薬物治療) 問183 (訂正依頼・報告はこちら)

60歳男性、身長172cm、体重72kg。10年前に2型糖尿病と診断され、経口血糖降下薬を内服していた。血圧136/86mmHg、脈拍70/分。血清カリウム値4.2mEq/L、血清クレアチニン値0.7mg/dL、空腹時血糖値126mg/dL、HbA1c7.4%(JDS)、血清総タンパク7.4g/dL、血清アルブミン4.0g/dL。尿中アルブミン値(クレアチニン補正)1回目120mg/g、2回目80mg/g(基準値30mg/g未満)。

この症例に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 糖尿病の治療を行っても、腎機能の障害は改善しない。
  • 降圧目標は140/90mmHgであり、本症例では達成されている。
  • 尿細管障害がアルブミン尿の原因である。
  • タンパク尿のため、浮腫が出現している。
  • レニン-アンギオテンシン系の活性を低下させることにより、腎障害の進行を抑制できる。

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