薬剤師の過去問
第100回
薬学実践問題(物理・化学・生物/実務) 問192

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問題

薬剤師国家試験 第100回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務) 問192 (訂正依頼・報告はこちら)

慢性動脈閉塞症(バージャー病)の65歳男性。安静時にも疼痛を訴えるため、医師からプロスタグランジンE1(アルプロスタジル)注射剤を投与したいと、朝のカンファレンスにおいて提案があった。プロスタグランジンE1製剤として、αーシクロデキストリンを合む注射用アルプロスタジルアルファデクスとリポ化製剤のアルプロスタジル注射液が院内で採用されている。医師は、2つの製剤に関する情報提供を薬剤師に求めた。

注射用アルプロスタジルアルファデクスは、α-シクロデキストリン及び乳糖水和物を含む用時溶解型の凍結乾燥製剤である。提供する情報として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 溶解液には、生理食塩液を用いる。
  • 溶解後1時間経過したものは、廃棄する。
  • 静脈及び動脈内に持続的な投与が可能である。
  • 本剤による治療は、対症療法に位置づけられる。
  • 出血している患者には投与しない。

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