第一種電気工事士の過去問
平成27年度(2015年)
一般問題 問36
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第一種 電気工事士試験 平成27年度(2015年) 一般問題 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
高圧ケーブルの絶縁抵抗の測定を行うとき、絶縁抵抗計の保護端子( ガード端子 )を使用する目的として、正しいものは。
- 絶縁物の表面の漏れ電流も含めて測定するため。
- 絶縁物の表面の漏れ電流による誤差を防ぐため。
- 高圧ケーブルの残留電荷を放電するため。
- 指針の振切れによる焼損を防止するため。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
絶縁物に電圧を印加したとき,絶縁物の表面を流れる漏洩電流が絶縁物内部を通る電流と合成され,絶縁抵抗値に誤差を生じることがあります。保護端子(ガード端子)を使用すると漏洩電流は指示計には流れず,絶縁物の体積抵抗だけが測定できます。
参考になった数45
この解説の修正を提案する
02
保護端子を使用する理由としては、表面の漏れ電流を保護端子に流すことで測定誤差を防ぐことが挙げられます。
よって、2番が正解です。
参考になった数15
この解説の修正を提案する
03
答えは(2)「絶縁物の表面の漏れ電流による誤差を防ぐため」です。
本来は絶縁物を貫通して流れる電流を測定したいのですが、表面に流れる漏れ電流も計測してしまいます。
保護端子を繋ぎバイパスすることで、漏れ電流をキャンセルして測定することができます。
参考になった数8
この解説の修正を提案する
前の問題(問35)へ
平成27年度(2015年)問題一覧
次の問題(問37)へ