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第一種電気工事士の過去問 平成30年度(2018年) 一般問題 問11

問題

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巻上荷重W[kN]の物体を毎秒v[m]の速度で巻き上げているとき、この巻上用電動機の出力[kW]を示す式は。
ただし、巻上機の効率はη[%]であるとする。
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( 第一種 電気工事士試験 平成30年度(2018年) 一般問題 問11 )
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この過去問の解説 (3件)

25
この問題は、巻上用電動機の出力を求める式として正しいのはどれか訊いています。

電動機の出力を求める場合、効率の扱い方に注意します。基本的には発生する出力にかけてやればいいですが、巻上や揚水などで用いる場合は効率で割る必要があります。

また、この問題では効率を[%]で表しているためη / 100を行う必要があります。

以上を踏まえると電動機出力Pは次の式になります。
P = W・v / η / 100 = 100W・v / η

よって正解は、1番になります。

付箋メモを残すことが出来ます。
11
[ 解答 1 ]
[ 解説 ]

巻上用電動機の出力は次のように求めます。与えられている巻上荷重が[kg], [kN]の場合があるので注意してください。
巻上荷重W[kg, kN], 巻上速度v[m/s], 巻上機の効率η[%], 余裕係数k
電動機の出力P[kW]。また、問題中のηは%なので、η/100で計算します。

■W[kN]の時
P = Wvk / (η/ 100 ) = 100Wv / η [kW]
(余裕係数kについて言及がない場合は、k=1とします。)
→ よって、「1」が正解になります。

■W[kg]の時
P = 9.8vk / (η/ 100 ) = 9.8×100Wv / η [kW]

1

答えは(1)「100W・ν/η」です。

巻上機用電動機の所要出力は

P=W・ν/η[kW]

巻き上げ速度:ν[m/s]、巻き上げ荷重:W[kN]、巻き上げ機効率:η(小数)

で表されます。

今回は効率を[%]で表しているため、100を掛けて「100W・ν/η」となります。

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