第一種電気工事士の過去問
平成30年度（2018年）
配線図問題 問47

[ 解答　2　]
[ 解説 ]

各番号の機器は下記の通りです。
「1」：低圧用の検相器
「2」：高圧用の検相器
「3」：放電用接地棒
「4」：風車型の検電器（特別高圧用）

⑦の相確認に用いるのは、高圧用の検相器です。よって、「2」が正解です。

この問題では、高圧電線路で相確認を行う際に必要となる機器はどれか訊いています。

1.写真の機器は、低圧用の検相計のため高圧では使用できません。

2.写真の機器は、高圧用の検相計で二つの検電器の位相差から相確認を行います。

3.写真の機器は、短絡放電用の機器のため相確認では使用しません。

4.写真の機器は、特高用の検電器であり、今回は6600Vの受電設備なので、特高用の検電器は使用しません。

よって正解は、2番になります。

答えは（2）高圧検相器です。

⑦で示されている矢印の先はLBS（限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器)です。

この部位の相確認に用いるものは、高圧検相器となります。

1）検相器（相回転表示器）

低圧三相交流の相順を調べるのに用います。

3）高圧カットアウト用操作棒

高圧ゴム手袋を着用して高圧カットアウトを開閉するのに用います。

4）特高検電器

特別高圧用の検電器です。