第一種電気工事士の過去問 平成30年度（2018年）（追加試験分） 配線図問題 問47

[ 解答　3 ]
[ 解説 ]

⑦に設置する機器には、計器用変圧器(VT)と変流器(CT)が接続されています。⑦には電圧関係と電流関係を計測するよう電力計(kW)と力率計（cosφ）が入ります。

→　よって「3」が正解です。

正解は３番です。

⑦がある部分の回路は、

過電流継電器や電流計、電圧系が接続されていますので

各種値の計測と回路の異常を監視している回路だといえます。

ですから、他に必要な機器は電力計と力率計です。

電力計や力率系は電流計や電圧計とは違った配線をしますので、

図のような結線図になっています。

次に図記号についてですが、

電力計の図記号はW、

力率計の図記号はcosφです。

よって正解は3番です。

他の選択肢（１，２，４番）は不正解です。

他の図記号についてもご紹介しておきます

「wh」は電力量計、「hz」は周波数計です。

この問題は、⑦に当てはまる図記号として正しいのはどれか訊いています。

始めに、選択肢の図記号の組み合わせを示します。

1.電力計-周波数計
2.電力量計-電圧計
3.電力計-力率計
4.電力量計-周波数計

⑦に施設する機器は、電力計と力率計の2つになります。この組み合わせを満たす選択肢は、3番となります。

よって正解は、3番になります。