第一種電気工事士の過去問
令和4年度(2022年) 午後
一般問題 問40
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問題
第一種 電気工事士試験 令和4年度(2022年) 午後 一般問題 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
「電気設備の技術基準を定める省令」において、電気使用場所における使用電圧が低圧の開閉器又は過電流遮断器で区切ることのできる電路ごとに、電路と大地との間の絶縁抵抗値として、不適切なものは。
- 使用電圧が300V以下で対地電圧が150V以下の場合 ――― 0.1MΩ以上
- 使用電圧が300V以下で対地電圧が150Vを超える場合 ―― 0.2MΩ以上
- 使用電圧が300Vを超え450V以下の場合 ―――――――― 0.3MΩ以上
- 使用電圧が450Vを超える場合 ―――――――――――― 0.4MΩ以上
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この過去問の解説 (2件)
01
これは選択肢を見た瞬間に 0.3MΩはあり得ない、と判断できるようにしたいです。
第二種電気工事士の範囲になります。
記載の通りです。
記載の通りです。
300Vを超える場合0.4MΩ以上、なので誤りです。
300Vを越えたら0.4MΩ以上なので、450Vを超えている場合ももちろん0.4MΩ以上です。
電路の絶縁抵抗値は絶対に覚えておく必要があります。
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02
絶縁抵抗値が少ないとケーブルが劣化してたり釘がささっていたりして電流が対地に流れている危険な状況です。
そのため以下の数値以上にすることが定められています。
単相100V・200Vが0.1MΩです。200Vでも単相のため対地電圧は150V以下です。
三相200Vが0.2MΩです。三相のため対地電圧は150Vを超えます。
三相4線式400Vが0.4MΩです。
説明の通りで問題ありません。
説明の通りで問題ありません。
0.3MΩという基準がないため誤りです。
説明の通りで問題ありません。
絶縁測定値の基準を覚えていなければ現場で測定していても、良否の判断ができず事故の発見が遅れることになります。
しっかり基準を覚えましょう。
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