1級土木施工管理技士 過去問
平成25年度 択一式
問2 ((旧)平成25年〜27年度 問2)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 平成25年度 択一式 問2((旧)平成25年〜27年度 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- 土量の変化率には、掘削・運搬中の損失及び基礎地盤の沈下による盛土量の増加は原則として含まれていない。
- 土量の変化率は、実際の土工の結果から推定するのが最も的確な決め方である。
- 岩石の土量の変化率は、測定そのものが難しいので、施工実績を参考にして計画し、実状に応じて変化率を変更することが望ましい。
- 土量の変化率Lは、土の配分計画を立てるときに必要であり、土量の変化率Cは、土の運搬計画を立てるときに用いられる。
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この過去問の解説 (3件)
01
2、設問の通り。
3、設問の通り。
4、誤り。
土量の変化率Cが、土の配分計画を立てるときに必要であり、土量の変化率Lは、土の運搬計画を立てるときに用いられます。設問では説明が反対。
ワンポイントアドバイス
・地山土量=そのままの状態=掘削土量(掘削予定土量だと思うと理解しやすい)
・ほぐし土量=掘削した後の状態=運搬土量(トラックに積載する)
・締固め土量=締固めた後の状態=盛土土量(建設現場で盛土して締固める)
C=締固め土量/地山土量で求められ、L=ほぐし土量/地山土量で求められる。
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02
ほぐし率Lは、土の運搬計画を立てる時に用います。
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03
土は、掘削・運搬・締固めの各段階で体積が異なります。
地山の状態(自然の状態)を基準に、どう変化するかを把握します。
地山を掘削すれば、土はほぐれ、体積は大きくなります。
ほぐれた状態でダンプに積み込み、運搬をします。
運搬された土を用いて埋め戻しをする際には、転圧をし、よく締め固めるので、
体積は小さくなります。
正解
変化率は、地山の土がほぐれたり締め固まったりする変化のことを指すため、
掘削・運搬中の損失や基礎地盤の沈下による盛土量の増加は含まれていません。
正解
一般的には、ほぐし率=1.2、締固め率=0.9として扱うことが多いですが、
使用する土の状態で変化するため、実際の結果から算出すると的確です。
正解
岩石は、発生場所等によって粒径が違うことが多いため、
現場の状況に応じて判定することが望ましいです。
誤り
変化率Lはほぐし率、変化率Cは締固め率を指します。
配分計画は、完成形(=締固めを終えた状態)を想定して計画するため、
締固め率Cを用いて土量を算出します。
土をほぐした状態で運搬するため、
運搬計画をする際にはほぐし率Lを用いて土量を算出します。
実際の作業中の土の状態を思い浮かべながら、覚えていきましょう。
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