1級土木施工管理技術の過去問
平成25年度
(旧)平成25年〜27年度 問34

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この過去問の解説 (2件)

01

1、設問の通り。
モルタルの敷込み厚さは、岩盤表面で2cm、水平打継目で1.5cmを標準とし、敷き込む時間が長くなりモルタルの凝固や乾燥をさせないため、モルタルを一度に敷き込む範囲は30分程度でコンクリートを打ち込める範囲としています。

2、誤り。
水平打継目に生じたレイタンスは、コンクリートが完全に硬化する前に、圧力水や電動ブラシなどで除去しなければなりません。このレイタンス除去作業をグリーンカットといいます。

3、設問の通り。
材料分離や降雨などによる打止めがおきた場合は、上下流方向に連続して漏水経路になってしまうため、ダム軸に平行な方向に打ち込むことが望ましいです。

4、設問の通り。
棒状バイブレータ(内部振動機)による有スランプコンクリートの締固めは、上層と下層の一体化を確実にするため、棒状バイブレータを鉛直に差込み先端が10cm程度下層コンクリートに入るようにする必要があります。

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02

〇レイタンス処理処理は、打設後にコンクリートが硬化する前に行います。

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