1級土木施工管理技術の過去問
平成25年度
(旧)平成25年〜27年度 問77
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成25年度 問77 (訂正依頼・報告はこちら)
1つの現場でお互いに関連し施工する工事がA、Bの二社に発注された場合、この現場における安全を確保するための管理体制について、次の記述のうち労働安全衛生法令上、正しいものはどれか。
- 統括安全衛生責任者を必要としない場合においては、A、B社いずれの会社からも現場全体を巡視する者等を指名する必要はない。
- A社が統括管理するものとなった場合、A社はB社の下請け会社が行う安全のための教育の指導及び援助を行う必要はないが、B社が施工する現場も毎日巡視しなければならない。
- A社が統括管理するものとなり、A社の所長が統括安全衛生責任者となった場合、A社の所長は、その現場の全ての事業者に代わり労働者の安全衛生責任を負わなければならない。
- A社が統括管理するものとなった場合、A社はA社の下請け会社及び元請けであるB社とその下請け会社も含め協議組織の設置及び運営、作業間の連絡及び調整等を行わなければならない。
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この過去問の解説 (2件)
01
よって、1は誤っています。
2 . A社が統括管理するものとなった場合、A社はB社の下請け会社が行う安全のための教育の指導及び援助を行う必要はなく、B社が施工する現場も毎日巡視する必要はありません。
よって、2は誤っています。
3 .
A社が統括管理するものとなり、A社の所長が統括安全衛生責任者となった場合、A社の所長は、その現場の全ての事業者に代わり、労働者の安全衛生責任を負うことはありません。
よって、3は誤っています。
4 . A社が統括管理するものとなった場合、A社はA社の下請け会社及び元請けであるB社とその下請け会社も含め協議組織の設置及び運営、作業間の連絡及び調整等を行わなければなりません。
よって、4は正しいです。
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02
A社が統括管理するものとなった場合,A社はA社の下請け会社及び元請けであるB社とその下請け会社も含め協議組織の設置及び運営,作業間の連絡及び調整等を行わなければならない。は適当です。
その他の選択肢は下記の通りです。
1 現場全体を巡視する者をそれぞれ指名する必要があります。
2 B社が施工する現場は巡視する必要がありません。
3 A社の所長は,その現場の全ての事業者に代わり労働者の安全衛生責任を負う必要はありません。
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