1級土木施工管理技術の過去問
平成25年度
(旧)平成25年〜27年度 問78

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成25年度 問78 (訂正依頼・報告はこちら)

保護具の使用に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 安全帯は、万一の落下時の衝撃をなるべく小さくするため、ベルトはできるだけ腰骨の近くに装着し、フックはできるだけ腰より高い位置に掛ける。
  • 事業者はボール盤などの回転する刃物に作業中の労働者の手を巻き込まれるおそれがある作業においては、労働者に皮製等の厚手の手袋を使用させなければならない。
  • 酸素濃度不足等が予想される場所では、防毒マスク・防じんマスクは効力がないので、絶対に使用させてはならない。
  • 保護帽は、飛来又は落下用、墜落時の保護用、電気絶縁用等、それぞれ規格が定められており、用途に応じたものを選定する必要がある。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は「事業者はボール盤などの回転する刃物に作業中の労働者の手を巻き込まれるおそれがある作業においては、労働者に皮製等の厚手の手袋を使用させなければならない。」です。

選択肢1. 安全帯は、万一の落下時の衝撃をなるべく小さくするため、ベルトはできるだけ腰骨の近くに装着し、フックはできるだけ腰より高い位置に掛ける。

フックはできるだけ腰より高い位置に掛けることで、落下時の衝撃を最小限にすることができます。

よって、適当です。

選択肢2. 事業者はボール盤などの回転する刃物に作業中の労働者の手を巻き込まれるおそれがある作業においては、労働者に皮製等の厚手の手袋を使用させなければならない。

手袋自体がを巻き込まれるおそれがあるため、使用させてはなりません。

よって、適当ではありません。

選択肢3. 酸素濃度不足等が予想される場所では、防毒マスク・防じんマスクは効力がないので、絶対に使用させてはならない。

問題文のとおりです。またこのような作業を行う場合、事業者は酸素欠乏危険作業主任者を選任し、酸素濃度を測定しなければなりません。

よって、適当です。

選択肢4. 保護帽は、飛来又は落下用、墜落時の保護用、電気絶縁用等、それぞれ規格が定められており、用途に応じたものを選定する必要がある。

保護帽は、飛来又は落下用、墜落時の保護用、電気絶縁用等、それぞれ規格が定められており、用途に応じたものを選定する必要があります。

よって、適当です。

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02

正解は 「事業者はボール盤などの回転する刃物に作業中の労働者の手を巻き込まれるおそれがある作業においては、労働者に皮製等の厚手の手袋を使用させなければならない。」 です。

選択肢1. 安全帯は、万一の落下時の衝撃をなるべく小さくするため、ベルトはできるだけ腰骨の近くに装着し、フックはできるだけ腰より高い位置に掛ける。

安全帯は,万一の落下時の衝撃をなるべく小さくするため,ベルトはできるだけ腰骨の近くに装着し,フックはできるだけ腰より高い位置に掛ける。は適当です。

選択肢2. 事業者はボール盤などの回転する刃物に作業中の労働者の手を巻き込まれるおそれがある作業においては、労働者に皮製等の厚手の手袋を使用させなければならない。

労働安全衛生規則第111条

「作業中の労働者の手が巻き込まれるおそれのあるときは、当該労働者に手袋を使用させてはならない。」 と定められています。

選択肢3. 酸素濃度不足等が予想される場所では、防毒マスク・防じんマスクは効力がないので、絶対に使用させてはならない。

酸素濃度不足等が予想される場所では,防毒マスク・防じんマスクは効力がないので,絶対に使用させてはならない。は適当です。

選択肢4. 保護帽は、飛来又は落下用、墜落時の保護用、電気絶縁用等、それぞれ規格が定められており、用途に応じたものを選定する必要がある。

保護帽は,飛来又は落下用,墜落時の保護用,電気絶縁用等,それぞれ規格が定められており,用途に応じたものを選定する必要がある。は適当です。

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