問題
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急傾斜地の崩壊防止工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
待受け式コンクリート擁壁は、斜面脚部から離して設置した擁壁で崩壊土砂を待ち受ける工法であるため、ポケット容量が不足する場合は地山を切土して十分な容量を確保する。
2 .
切土法面の小段は、標準として直高5~10m間隔とするが地質の変化に応じて設置し、幅は1~2mを標準とする。
3 .
法肩排水路は、斜面最上部などの維持管理が行き届きにくい位置にある場合が多いうえ、越水が生じると斜面の安定に及ぼす影響が大きいため、水路断面を想定流量に対して十分大きくする。
4 .
コンクリート張工は、急峻な斜面で施工するため、切土あるいは表面整正後の斜面を長期間風雨にさらすことのないよう、切土工と同様に長区間の施工は避ける。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問26 )