1級土木施工管理技術の過去問
平成26年度
(旧)平成25年〜27年度 問40
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
港湾の浚渫施工の事前調査に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 浚渫工事の施工方法を検討する場合には、海底土砂の性質が工期、工費に大きく影響するため、事前に土質調査を行う必要がある。
- 機雷などの危険物が残存すると推定される海域においては、浚渫に先立って工事区域の機雷などの探査を行い、浚渫工事の安全を確保しなければならない。
- 土厚が4m程度以上の浚渫を実施する場合は、磁気探査の有効探査厚が4m程度であるため、層別に磁気探査及び潜水探査を実施する必要がある。
- 深浅測量の範囲は、必要区域より法部などを考慮したある程度外側までする必要があり、測線間隔は50mとする。
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この過去問の解説 (2件)
01
2.設問のとおりです。関門航路などでは戦争中の機雷や爆弾が残っている場合があります。磁気によって事前に調査し、安全を確認します。
3.設問のとおりです。磁気の探査厚の範囲内で探査を繰り返しながら安全を確保しつつ浚渫を行います。
4. 誤りです。深浅(しんせん)測量は港、湖、川などで水面から水底までの深さを測る作業です。測線間隔が細かいほど正確な土量の算定が期待できるので測線間隔50mいないということではなく、間隔は細かいほうが望ましくなります。
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02
「浚渫(しゅんせつ)」と読みます。建設業29種のうち専門工事に分類されています。
海底や川底の土砂を取り除き船舶が安全に運航できるようにする工事をさします。
1.適当です。
事前調査は浚渫工事に限らず必要ですね。
2.適当です。
残存すると想定される危険物に対しての措置です。
3.適当です。
磁気探査の有効捜査厚は4m程度です。潜水捜査も必要になります。
4.適当ではありません。
深浅測量は測線間隔が細いほど正確だと覚えておいてください。
様々ケースがありますが、大体10~30m位です。50mは大きすぎます。
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