問題
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小口径管推進工法の施工時のトラブルと対策に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
推進不能になる原因には、支圧壁又は反力板の背面地山の支持力不足などがあり、支圧壁が動いて反力設備としての役目が果たせなくなることがあるため、背面地山の支持力が不足する場合は地盤改良などを行って受働土圧を高める必要がある。
2 .
推進管が蛇行する原因には、刃口、掘進機及び先導体の特性などがあり、初期掘進段階に刃口、掘進機及び先導体の蛇行特性を熟知し、その後の推進作業にあたって、常にこの特性に留意する必要がある。
3 .
推進管の破損の原因には、推進力によるものなどがあり、推進管と押輪が平滑に接していない場合及び押輪の剛性が不足する場合には、管端面の圧縮破壊とそれに伴うはく離が生じることがあるため、剛性の高い押輪を使用することなどが必要である。
4 .
地盤の変状の原因には、掘削土量と排土量のアンバランスなどがあり、常に掘削土量と排土量、泥水管理に注意し、切羽土砂を適正に取り込むとともに、推進と滑材注入を別々に行うことが必要である。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問48 )