問題
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コンクリート構造物の劣化に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
アルカリシリカ反応による劣化は、骨材中の反応生成物が吸水膨張してコンクリートにひび割れが発生し、擁壁などでは亀甲状のひび割れとモルタル部のはく離が生じる。
2 .
塩害による劣化は、腐食による鋼材の断面欠損、腐食物質の膨張に伴うコンクリートのひび割れ、はく離を誘発しコンクリート構造物の美観の低下をもたらす。
3 .
中性化による劣化は、水や空気により鋼材腐食が発生しやすく、その進行による体積膨張がコンクリートのひび割れやはく離、鋼材の断面欠損を生じさせる。
4 .
凍害による劣化は、コンクリート構造物表面部の骨材のポップアウトや粗骨材間のモルタル部でのスケーリングが観測される。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成28年度 選択問題 問19 )