1級土木施工管理技術の過去問
平成28年度
選択問題問30

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験平成28年度選択問題　問30 （訂正依頼・報告はこちら）

道路のアスファルト舗装における表層及び基層の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

タックコートは、通常アスファルト乳剤を用いるが、ポーラスアスファルト混合物を舗設する場合は、ゴム入りアスファルト乳剤を用いる。
各層の継目の位置は、既設舗装の補修・拡幅の場合を除いて、下層の継目の上に上層の継目を重ねるようにする。
仕上げ転圧は、不陸の修正、ローラマークの消去のため行うものであり、仕上げた直後の舗装の上には、ローラを長時間停止させないようにする。
アスファルト混合物は、敷均し終了後、所定の密度が得られるように、継目転圧、初転圧、二次転圧及び仕上げ転圧の順に締固め作業を行う。

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この過去問の解説（2件）

1.設問の通りです。タックコートは舗装の層間を付着させる目的で、下層の表面に散布するアスファルト乳剤です。なお、プライムコートは粒状材料による路盤などの防水性を高め、その上に舗装するアスファルト混合物とのなじみをよくする為に、路盤上に歴青材料を散布する事です。
2.誤りです。継ぎ目部分は道路の「弱点」になりやすい部分です。継ぎ目の上に継ぎ目を重ねるのではなく、わざとずらすようにします。
3.設問の通りです。仕上げ転圧後に長時間ローラーを留置するとアスファルト温度低下により、復旧できなくなります。
4.設問の通りです。弱点である継ぎ目を転圧し、後は文字通り順に転圧していきます。

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1.適当です。

　本文の通りです。

2.適当ではありません。

　このパターンは頻出です。上下での継ぎ目は絶対にそろえてはいけません。

　必ずずらすようにします。

　それによって弱い部分を集中させないようにします。

3.適当です。

　本文の通りです。

4.適当です。