1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
選択問題 問31

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 選択問題 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

道路の普通コンクリート舗装におけるセットフォーム工法の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • コンクリートの表面仕上げは、平坦仕上げだけでは表面が平滑すぎるので、粗面仕上げ機又は人力によりシュロなどで作ったほうきやはけを用いて、表面を粗面に仕上げる。
  • コンクリートの敷均しでは、締固め、荒仕上げを終了したとき、所定の厚さになるように、適切な余盛りを行う。
  • コンクリートをフィニッシャなどで締固めを行うときは、型枠及び目地の付近は締固めが不十分になりがちなので、適切な振動機器を使用して細部やバー周辺も十分締め固める。
  • コンクリートを直接路盤上に荷卸しする場合は、大量に荷卸しして大きい山を作ることで、材料分離を防いで、敷均し作業を容易にする。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.問題文の通りです。
すべり抵抗性の確保や防眩効果の観点から行うもので、粗面仕上げと呼ばれます。
2.問題文の通りです。
全体が出来るだけ均等な密度となるように適切な余盛りを行います。
3.問題文の通りです。
4.適当ではありません。
コンクリートを直接路盤上に荷卸しする場合は数箇所に分散して荷卸し、材料の分離に注意しなければいけません。

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02

1→設問通りです。

コンクリートの表面仕上げは、

平坦仕上げだけでは表面が平滑すぎるので、

粗面仕上げ機又は人力によりシュロなどで作ったほうきやはけを用いて、

はけ引きを行い、表面を粗面に仕上げます。

2→設問通りです。

コンクリートの敷均しでは、締固め、荒仕上げを終了後に、

所定の厚さ(高さ)になるように、適切な余盛りを行い最終仕上げを行います。

3→設問通りです。

コンクリートをフィニッシャなどで締固めを行うときは、

型枠及び目地の付近は締固めが不十分になりがちなので、

適切な振動機器を使用して細部やバー周辺も十分締め固めます。

なぜなら、コンクリートフィニッシャーは大型の締固め機械なので

細かな部分は、不得意だからです。

4→誤りです。

コンクリートを直接路盤上に荷卸しする場合は、

大量に荷卸してはいけません。

材料分離の発生原因になります。

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