1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
選択問題問44

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験平成29年度選択問題　問44 （訂正依頼・報告はこちら）

シールド工法の施工管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

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1.問題文の通りです。
2.適当ではありません。
シールド掘進中に蛇行修正を行うと地山を緩めることにもなりますから、周辺地山をできるだけ乱さないように、ローリングやピッチングなどは少なくしなければいけません。
3.問題文の通りです。
4.問題文の通りです。

参考になった数8

１→設問通りです。

土圧式シールド工法において切羽の安定をはかるために、

泥土圧の管理、泥土の塑性流動性管理、排土量管理、掘削土量の管理が中心となります。

２→誤りです。

地盤変位を防止するには、

ローリング（マシンの回転方向）やピッチング（マシンの上下方向の変位）

などを少なくして蛇行を防止します。

３→設問通りです。

粘着力が大きい硬質粘性土を掘削する場合は、

掘削土砂の付着を防止するため、掘削土砂、切羽面、カッターチャンバ内に

添加材を注入します。

４→設問通りです。

シールドテールが通過した直後に生じる沈下あるいは隆起は、

テールボイド（セグメントと地山との間に生じた空隙部）の発生による

応力解放や過大な裏込め注入圧などが原因で発生します。

参考になった数5