1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
必須問題 問70

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 必須問題 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリート擁壁の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 基礎地盤が土のときは、掘削底面に割ぐり石、砕石などを敷き並べ十分転圧した後、均しコンクリートを打ち込み、その上に底版を施工する。
  • たて壁部のコンクリートの打込みにあたっては、できるだけ同じ高さで打ち上げるように、バイブレータを用いてコンクリートを横移動させて平坦化させる。
  • 擁壁の裏込め土は、施工の難易、完成後の擁壁の安定性に大きな影響を与えるので、良質な材料を用いて適切に締め固めなければならない。
  • たて壁部に設置する水抜き孔は、塩化ビニル管を型枠としてコンクリートを打ち込み後、水抜き孔が詰まらないように余分なコンクリートを除去する。

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解2】

1:適当です。基礎地盤が土の時は、掘削底面の割ぐり石、砕石等を敷き並べ十分転圧した後、均しコンクリートを打ち込み、その上に底版を施工します。

2:適当ではありません。たて壁部のコンクリートの打込みにあたり、バイブレータは必ず縦方向に挿入します。横移動では材料分離の原因となります。

3:適当です。擁壁の裏込め土は、施工の難易、完成後の擁壁の安定性に大きな影響を与えるので、良質な材料を用いて適切に締め固めなければなりません。

4:適当です。たて壁部に設置する水抜き孔は、塩化ビニル管を型枠としてコンクリートを打ち込み後、水抜き孔が詰まらないように余分なコンクリートを除去します。

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02

この問題は「やってはいけない行動」の中のよく出題されるひとつが入っています。

そこを読み解きましょう。

1.正しいです。

 本文の通りです。

2.適当ではありません。

 ×バイブレータを用いてコンクリートを横移動させて

 →バイブレータを用いるまでは良いのですが、「コンクリートを横移動」は

  絶対にしてはいけません。必ず一度抜いて縦方向に挿入します。

3.正しいです。

 本文の通りです。

4.正しいです。

 本文の通りです。 

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