1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
必須問題 問92

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 必須問題 問92 (訂正依頼・報告はこちら)

プレキャストコンクリート構造物の施工におけるプレキャスト部材の接合に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 部材の接合にあたっては、接合面の密着性を確保するとともに、接合部の断面やダクトを正確に一致させておく必要がある。
  • 接着剤を接合材料として用いる場合は、接着面を仮接合したあとは、引張応力が作用しないように接着剤が硬化するまで適度な圧縮応力を与えるようにする。
  • モルタルやコンクリートを接合材料として用いる場合は、これらを打ち込む前に、接合面のコンクリートを十分乾燥状態にしておく必要がある。
  • ダクトの接合を有する接合目地では、雨水や凍結防止剤の散布の影響を受けやすいので、防水処理を施す必要がある。

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解3】

1:適当です。部材の接合にあたっては、接合面の密着性を確保するとともに、接合部の断面やダクトを正確に一致させておく必要があります。

2:適当です。接着剤を接合材料として用いる場合は、接着面を仮接合した後は、引張応力が作用しないように接着剤が硬化するまで適度な圧縮応力を与えるようにします。

3:適当ではありません。モルタルやコンクリートを接合材料として用いる場合は、これらを打ち込む前に、接合面のコンクリートを十分湿潤状態にしておく必要があります。

4:適当です。ダクトの接合を有する接合目地は、雨水や凍結防止剤の散布の影響を受けやすいので、防水処理を施す必要があります。

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02

プレキャストコンクリートとは、規格化された壁等を構成するコンクリート部材をあらかじめ工場で生産し、現地で組み立てるものです。

その際の「接合」に関する問題です。

1.適当です。

 本文の通りです。

2.適当です。

 身近な感じでいうと「接着したらはなれるといけないから保持しようね」

 です。

3.適当ではありません。

 接着剤の場合乾燥の方が良いような感じがしますが、

 モルタルやコンクリートが接合材料なので、十分な「湿潤状態」が正しいです。

4.適当です。

 本文の通りです。 

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