1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
必須問題 問95

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解2】

1:適当です。排出事業者は、原則として発注者から直接工事を請け負った元請業者が該当します。(廃棄物の処理及び清掃に関する法律第12条)

2:適当ではありません。排出事業者には、建設廃棄物の処理実績等の整理、記録、保存する責務があります。下請業者に任せてはいけません。

3:適当です。排出事業者は、建設廃棄物の処理を他人に委託する場合は、収集運搬業者及び中間処理業者又は最終処分業者とそれぞれ事前に委託契約を書面にて行います。

4:適当です。排出事業者は、建設廃棄物の最終処分量を減らし、建設廃棄物を適正に処理するため、施工計画時に発生抑制、再利利用等の減量化や処分方法並びに分別方法について具体的な処理計画を立てます。

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02

建設工事等から生ずる「廃棄物の適正処理」に際しての「排出事業者」に関する問題です。

全選択肢が「排出事業者は」という文言で始まっています。

排出事業者の責務に関して正しく覚えておきましょう。

1.適当です。

 「排出事業者は」、原則として発注者から「直接工事を請け負った元請業者」

 が該当します。

 本文そのまま大事です。おさえておいてください。

2.適当ではありません。

 「下請業者に建設廃棄物の処理を任せ、処理実績等を整理、記録、

 保存させる。」の部分に誤りがあります。

 「処理実績等を整理、記録、保存」するのは「排出事業者」の義務です。

3.適当です。

 収集運搬業者及び中間処理業者又は最終処分業者と「それぞれ」「事前に」

 委託契約を「書面にて」行う。 の部分が重要です。

 どの部分も省略できません。

4.適当です。

 「排出事業者」には本文の通りの責務があります。 

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