1級土木施工管理技術の過去問
令和元年度
必須問題 問83

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度 必須問題 問83 (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事における埋設物ならびに架空線の防護に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 埋設物に近接する箇所で明り掘削作業を行う場合は、埋設物の損壊などにより労働者に危険を及ぼすおそれのあるときには、当該作業と同時に埋設物の補強を行わなければならない。
  • 明り掘削で露出したガス導管の防護の作業については、当該作業を指揮する者を指名して、その者の直接の指揮のもとに作業を行わなければならない。
  • 工事現場における架空線等上空施設については、施工に先立ち、種類・場所・高さ・管理者等を現地調査により事前確認する。
  • 架空線等上空施設に近接した工事の施工にあたっては、架空線等と機械、工具、材料等について安全な離隔を確保する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

【正解は1です】

1→誤りです。

労働安全衛生規則において、以下のように決められています。

「事業者は、埋設物等又はれんが壁、コンクリートブロック塀(へい)、擁壁等の建設物に近接する箇所で明り掘削の作業を行なう場合において、これらの損壊等により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、これらを補強し、移設する等当該危険を防止するための措置が講じられた後でなければ、作業を行なってはならない。」

2→正しいです。

労働安全衛生規則において、以下のように決められています。

「事業者は、前項のガス導管の防護の作業については、当該作業を指揮する者を指名して、その者の直接の指揮のもとに当該作業を行なわせなければならない。」

3→正しいです。

工事現場における架空線等上空施設については、施工に先立ち、種類・場所・高さ・管理者等を現地調査により事前確認します。

4→正しいです。

架空線等上空施設に近接した工事の施工にあたっては、架空線等と機械、工具、材料等について安全な離隔を確保します。

参考になった数16

02

1.適当ではありません。

 「当該作業と同時に」の部分が誤っています。

 この場合、「事前に」が正解です。

2.適当です。

 「明り掘削で露出したガス導管の防護の作業」に関しては本文通りの措置を

 行います。

 本文そのものが重要です。おさえておいてください。 

3.適当です。

 「工事現場における架空線等上空施設」については本文の通りの事前確認を

 行います。

 「種類・場所・高さ・管理者等」という項目もおさえておいてください。

4.適当です。

 「架空線等上空施設に近接した工事の施工」に対しては本文の通りの

 措置を行います。  

参考になった数10