1級土木施工管理技術の過去問
令和2年度
必須問題 問80

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和2年度 必須問題 問80 (訂正依頼・報告はこちら)

建設機械の災害防止に関する次の記述のうち、事業者が講じるべき措置として、労働安全衛生法令上、誤っているものはどれか。
  • 運転中のローラやパワーショベル等の車両系建設機械と接触するおそれがある箇所に労働者を立ち入らせる場合は、その建設機械の乗車席以外に誘導者を同乗させて監視にあたらせる。
  • 車両系荷役運搬機械のうち、荷台にあおりのある不整地運搬車に労働者を乗車させるときは、荷の移動防止の歯止め措置や、あおりを確実に閉じる等の措置を講ずる必要がある。
  • フォークリフトやショベルローダ等の車両系荷役運搬機械には、作業上で必要な照度が確保されている場合を除き、前照燈及び後照燈を備える必要がある。
  • 車両系建設機械のうち、コンクリートポンプ車における輸送管路の組立てや解体では、作業方法や手順を定めて労働者に周知し、かつ、作業指揮者を指名して直接指揮にあたらせる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

✖1.

ローラやパワーショベル等の建設機械は、乗車席以外に人を乗せてはいけません。

誘導者は重機の作業範囲外に立ち、運転者から見やすい位置で誘導を行います。

〇2.設問の通りです。

車両系荷役運搬機械のうち、荷台にあおりのある不整地運搬車に労働者を乗車させるときは、荷の移動防止の歯止め措置や、あおりを確実に閉じる等の措置を講ずる必要があります。

〇3.設問の通りです。

車両系荷役運搬機械には、作業上で必要な照度が確保されている場合を除き、前照燈及び後照燈を備える必要があります。

〇4.設問の通りです。

コンクリートポンプ車における輸送管路の組立てや解体では、作業方法や手順を定めて労働者に周知し、かつ、作業指揮者を指名して直接指揮する必要があります。

参考になった数27

02

1→誤りです。

車両系建設機械の乗車席には、

その建設機械の乗車席以外に誘導者(労働者)を同乗させてはいけません。

2→設問通りです。

車両系荷役運搬機械(ダンプトラック等)のうち、

荷台にあおり(背面にある開閉式の板)のある

不整地運搬車に労働者を乗車させるときは、

①荷の移動防止の歯止め措置

②あおりを確実に閉じる

③あおりから墜落するおそれのある場所に乗らないこと

などの措置を講ずる必要があります。

3→設問通りです。

フォークリフトやショベルローダ等の車両系荷役運搬機械は、

前照燈及び後照燈を備えたものでなければ、使用してはいけません。

4→設問通りです。

コンクリートポンプ車における輸送管路の組立てや解体作業を行うには、

以下のことが必要です。

①作業方法や手順を定め、これらを労働者に周知させること。

②作業を指揮する者を指名し、その直接の指揮の下に作業を行わせること。

参考になった数13