1級土木施工管理技術の過去問
令和2年度
必須問題 問84
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和2年度 必須問題 問84 (訂正依頼・報告はこちら)
労働安全衛生法令上、事業者が行うべき労働者の疾病予防及び健康管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 酸素欠乏症等のおそれのある業務に労働者を就かせるときは、当該労働者に代わりその者を指揮する職長を対象とした特別の教育を行わなければならない。
- 常時使用する労働者の雇い入れ時は、医師による健康診断から3ヶ月を経過しない者で診断結果を証明する書面の提出を受けた場合を除き、所定の項目について健康診断を行う必要がある。
- さく岩機等の使用によって身体に著しい振動を与える業務等に常時従事する労働者に対し、当該業務への配置替えの際及び6ヶ月以内ごとに医師による健康診断を行う必要がある。
- ずい道等の坑内作業等に常時労働者を従事させる場合は、原則として有効な呼吸用保護具を使用させなければならない。
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この過去問の解説 (2件)
01
1.誤っています。
酸素欠乏症等おそれのある業務に関してですが、
「当該労働者に代わりその者を指揮する職長を対象とした」が誤りです。
正しくは「当該労働者全員に対して」です。
「特別教育」という部分は正しいです。
2.正しいです。
「健康診断」に関して述べています。
3.正しいです。
「身体に著しい振動を与える業務に常時従事」に関しての健康診断について
述べています。
4.正しいです。
「坑内作業に常時従事」の際の呼吸用保護具の仕様について述べています。
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02
✖1.
酸素欠乏症等のおそれのある業務に労働者を就かせるときは、事業者は酸素欠乏危険作業主任者を選任しなければなりません。
〇2.設問の通りです。
常時使用する労働者の雇い入れ時は、医師による健康診断から3ヶ月を経過しない者で診断結果を証明する書面の提出を受けた場合を除き、所定の項目について健康診断を行う必要があります。
〇3.設問の通りです。
さく岩機等の使用によって身体に著しい振動を与える業務等に常時従事する労働者に対し、当該業務への配置替えの際及び6ヶ月以内ごとに医師による健康診断を行う必要があります。
〇4.設問の通りです。
ずい道等の坑内作業等に常時労働者を従事させる場合は、原則として有効な呼吸用保護具(防じんマスク・電動ファン付き呼吸用保護具等)を使用させなければなりません。
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