1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
選択問題 問4
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 選択問題 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
建設発生土を工作物の埋戻しに利用する際の留意点に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。ただし、「工作物の埋戻し」とは、道路その他の地表面下に埋設、又は構築した各種埋設物を埋め戻すことをいう。
- 埋戻しに用いる土は、道路の供用後に工作物との間に隙間や段差が生じないように圧縮性の小さい材料を用いなければならない。
- 建設発生土を安定処理して使う場合は、一般に原位置に改良材を敷き均しておいてから、スタビライザー等により対象土と改良材を混合しなければならない。
- 埋戻し材の最大粒径に関する基準は、所定の締固め度が得られるとともに、埋設物への損傷防止のための配慮も含まれているため、埋設物の種類によって異なる。
- 埋戻しに用いる土は、埋戻し材上部に路盤・路床と同等の支持力を要求される場合もあるので、使用場所に応じて材料を選定する。
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この過去問の解説 (2件)
01
〇1.設問の通りです。
埋戻しに用いる土は、道路の供用後に工作物との間に隙間や段差が生じないように圧縮性の小さい材料を用いなければなりません。
✖2.
建設発生土を安定処理して使う場合は、試験を行い、その土の特性に応じた適用をします。
原位置に改良材を敷き均しておいてから、スタビライザー等により対象土と改良材を混合する方法は、主に路床安定処理工などが一般的です。
〇3.設問の通りです。
埋戻し材の最大粒径に関する基準は、埋設物の種類によって異なります。
〇4.設問の通りです。
埋戻しに用いる土は、使用場所に応じて材料を選定する必要があります。
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02
正解は2です。
1.適当。
埋戻しに用いる土は、道路の供用後に工作物との間に隙間や段差が生じないように圧縮性の小さい材料を用いなければなりません。また、透水性の良い材料を用いなければなりません。
2.適当でない。
原位置に改良材を敷き均しておいてから、スタビライザー等により対象土と改良材を混合する工法は、主に路床安定処理工、路上再生路盤工、仮設道路工等で用いられています。
建設発生土を安定処理して使う場合は、建設発生土の試験を行い、その種類に応じた利用を行います。
3.適当。
埋戻し材の最大粒径に関する基準は、埋設物の種類によって異なります。
4.適当。
埋戻しに用いる土は、使用場所に応じて材料を選定します。
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