1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
選択問題 問19
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 選択問題 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
コンクリートのアルカリシリカ反応の抑制対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 細骨材はアルカリシリカ反応による膨張を生じさせないので、アルカリシリカ反応性試験を省略することができる。
- アルカリシリカ反応では、有害な骨材を無害な骨材と混合した場合、コンクリートの膨張量は、有害な骨材を単独で用いるよりも大きくなることがある。
- アルカリシリカ反応抑制対策として、高炉セメントB種を使用する場合は、スラグ混合率40%以上とする。
- 海洋環境や凍結防止剤の影響を受ける地域で、無害でないと判定された骨材を用いる場合は、外部からのアルカリ金属イオンや水分の侵入を抑制する対策を行うのが効果的である。
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この過去問の解説 (2件)
01
まず「アルカリシリカ反応」はコンクリート中のアルカリ成分と骨材中のシリカ鉱物との間で生じる化学反応であることを押さえておきましょう。
1.適当ではありません。
本文の場合においてもアルカリシリカ反応試験は省略できるとは
定められていません。
2.適当です。
この本文の現象はそのまま押さえておきましょう。
3.適当です。
アルカリシリカ反応抑制対策について高炉セメントB種を使用する場合が
述べられています。
高炉セメントB種とはセメントに高炉スラグ(簡単にいうと金属から出る
カス)を混ぜたもので、そのスラグ混合率は40%以上とされています。
4.適当です。
塩害や水分の侵入を抑制する対策について述べられています。
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02
正解は1です。
1.適当ではない。
細骨材、粗骨材共に、アルカリシリカ反応性試験を行います。
2.適当。
問題文の通りです。
3.適当。
問題文の通りです。
4.適当。
問題文の通りです。
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