1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
選択問題 問52
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 選択問題 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
事業者が統括安全衛生責任者に統括管理させなければならない事項に関する次の記述のうち、労働安全衛生法上、誤っているものはどれか。
- 作業場所の巡視を統括管理すること。
- 関係請負人が行う安全衛生教育の指導及び援助を統括管理すること。
- 協議組織の設置及び運営を統括管理すること。
- 労働災害防止のため、店社安全衛生管理者を統括管理すること。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
統括安全衛生責任者の職務は、元方安全衛生管理者を指揮して、次の事項について統括管理することです。
・ 協議組織の設置及び運営
・ 作業間の連絡及び調整
・ 作業場所の巡視
・ 関係請負人が行う労働者の安全衛生教育に対する指導及び援助・仕事の工程に関する計画、作業場所における機械、設備等の配置計画を作成及び当該機械、設備等を使用する作業に関し関係請負人が安衛法又はこれに基づく命令の規定に基づき講ずべき措置についての指導
・その他労働災害を防止するために必要な事項
設問の通りです。
設問の通りです。
設問の通りです。
誤りです。
店社安全衛生管理者を統括することは、統括安全衛生責任者が統括管理する内容には含まれません。
店社安全衛生管理者は、元方事業者により任命されます。
参考になった数31
この解説の修正を提案する
02
統括安全衛生責任者の職務としては、次の事項が挙げられます。
協議組織の設置及び運営、作業間の連絡及び調整、作業場所の巡視、関係請負人が行う従業員の安全と衛生のための教育に対する指導及び援助、仕事の工程、機械・設備等の配置についての計画作成と、機械・設備等を使用する作業に関し関係法令に規定された措置についての指導など。
「労働災害防止のため、店社安全衛生管理者を統括管理すること」は、統括安全衛生責任者の職務ではありません。
参考になった数18
この解説の修正を提案する
03
事業者が統括安全衛生責任者に統括管理させなければならない事項について、基本的事項を理解しましょう。
適当です。
統括安全衛生責任者は、作業場所を巡視し、危険源の発見や改善など、労働災害防止のための活動状況を把握する必要があります。
適当です。
複数の事業者が関わる工事現場などでは、関係請負人に対しても安全衛生教育の実施を指導・援助する必要があります。
適当です。
協議組織は、関係事業者が協力して労働災害防止対策を検討するための組織であり、統括安全衛生責任者がその設置と運営を担います。
適当ではありません。
店社安全衛生管理者は、一般的に各事業場が自ら選任するものであり、統括安全衛生責任者が統括管理の対象となるのは、元方安全衛生管理者や関係請負人の安全衛生管理者などです。
統括安全衛生責任者は、労働災害防止のために、複数の事業者の労働者を統括管理する重要な役割を担っています。その職務は、作業場所の巡視、関係請負人への指導、協議組織の運営など多岐にわたります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問51)へ
令和3年度問題一覧
次の問題(問53)へ