1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
選択問題 問60
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 選択問題 問60 (訂正依頼・報告はこちら)
振動規制法令上、指定地域内で行う次の建設作業のうち、特定建設作業に該当しないものはどれか。
- 1日あたりの移動距離が40mで舗装版破砕機による道路舗装面の破砕作業で、5日間を要する作業
- 圧入式くい打機によるシートパイルの打込み作業で、同一地点において3日間を要する作業
- ディーゼルハンマを使用したPC杭の打込み作業で、同一地点において5日間を要する作業
- ジャイアントブレーカを使用した橋脚1基の取り壊し作業で、3日間を要する作業
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この過去問の解説 (3件)
01
1.1日あたりの移動距離が40mで舗装版破砕機による道路舗装面の破砕作業で、5日間を要する作業は、特定建設作業に該当します。
一日の移動距離が50mを超える場合は、該当しません。
2.圧入式くい打機によるシートパイルの打込み作業で、同一地点において3日間を要する作業は、特定建設作業に該当しません。
くい打機を使用する作業は特定建設作業に該当しますが、アースオーガーと併用する作業・圧入式を用いる作業は、特定建設作業に該当しません。
3.ディーゼルハンマを使用したPC杭の打込み作業で、同一地点において5日間を要する作業は、特定建設作業に該当します。
4.ジャイアントブレーカを使用した橋脚1基の取り壊し作業で、3日間を要する作業は、特定建設作業に該当します。
一日における当該作業に係る二地点間の最大距離が50mを超える場合は、該当しません。
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02
1.該当します。
舗装版破砕機は、ハンマを落下させる方式のものは、1日の移動量が50m以下の場合、振動規制法上の特定建設作業に該当します。
2.該当しません。
圧入式杭打作業は、機振動規制法上の特定建設作業の対象外です。
なお、バイブロハンマ式の場合は、特定建設作業の対象となります。
3.該当します。
ディーゼルハンマを用いたくい打ち作業は特定建設作業に該当します。
4.該当します。
ブレーカーを用いた作業は、ハンドブレーカーを用いた作業は特定建設作業に該当しませんが、ジャイアントブレーカーを用いた作業は、当該作業の2地点間の距離が50m以下の場合、特定建設作業に該当します。
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03
振動規制法では、特に特定建設作業について理解しましょう。
適当です。
舗装版破砕機は、特定建設作業に該当する機械です。1日あたりの移動距離が40mを超えているため、特定建設作業に該当します。
適当ではありません。
圧入式くい打機は、特定建設作業の対象外です。
適当です。
ディーゼルハンマは、特定建設作業に該当する機械です。
適当です。
ジャイアントブレーカは、特定建設作業に該当する機械です。
振動規制法上の特定建設作業の判断は、使用する機械の種類が最も重要な要素となります。特定建設作業に該当する機械を使用する場合には、届出や規制値の遵守など、必要な手続きを行う必要があります。
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