1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
必須問題 問67

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 必須問題 問67 (訂正依頼・報告はこちら)

下図のネットワーク式工程表で示される工事で、作業Eに2日間の遅延が発生した場合、次の記述のうち、適当なものはどれか。ただし、図中のイベント間のA〜Jは作業内容、数字は当初の作業日数を示す。
問題文の画像
  • 当初の工期より1日間遅れる。
  • 当初の工期より2日間遅れる。
  • 当初の工期どおり完了する。
  • クリティカルパスの経路は当初と変わる。

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この過去問の解説 (3件)

01

クリティカルパスを計算する問題です。

設問に示された当初の最長経路であるクリティカルパスは、⓪→②→③→⑤→⑦の経路であり、その所要時間は C + E + I の作業時間は 6 + 12 + 12 = 30日となります。

Eはすでにクリティカルパス上の作業であるため、この作業が2日遅れると全体工期は2日遅れることとなるため、2が正解となります。

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02

クリティカルパスとは、各工程を、作業開始から終了まで「前の作業が終わらないと次の作業が始まらない」という条件に従って結ぶときに、所要時間が最長となるような経路のことです。

図のネットワーク式工程表におけるクリティカルパスは⓪→②→③→⑤→⑦であり、30日かかります。

Eはクリティカルパスの作業であるため、2日遅れるということは工期も2日遅れることになります。

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03

図のネットワーク式工程表におけるクリティカルパスは⓪→②→③→⑤→⑦で、30日かかります。

 

Eはクリティカルパスの作業ですので、2日遅れる=工期も2日遅れることになります。

選択肢1. 当初の工期より1日間遅れる。

適当ではありません。

選択肢2. 当初の工期より2日間遅れる。

適当です。

選択肢3. 当初の工期どおり完了する。

適当ではありません。

選択肢4. クリティカルパスの経路は当初と変わる。

適当ではありません。

まとめ

クリティカルパスは、施工管理において重要な概念です。クリティカルパスを把握することで、工期の遅延を防ぎ、効率的な施工管理を行うことができます。

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